ソダシについて

やはり距離か…

吉田騎手もレース後のインタビューで、「距離かなぁ…」って発言する場面がありましたね

本当に距離なのか?

納得するまでレース映像を見ました。

当初は画像付きで書こうかと思ったのですが、規約がどうとかめんどくさそうなので、文章だけにします。

パドックで見せてくれた馬体は事前にフォトパドックで見ていた通り、仕上がってましたね。

問題視されていたゲート入り。ここもクリア。

そしてスタート、良いスタートだったと思います。

ここからですね。

前で競馬をしたいソダシ、逃げたクールキャットの後ろを取りに行きます。内にはククナ、外にはステラリアと挟まれ1コーナーに入りました。挟まれるのを嫌ったのか2コーナーで一度ソダシを下げる吉田騎手。ここまでは完璧に見えたんですよね。

問題はここから。

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1      18
   11  14
     7

簡単な図にするとこの構図。挟まれたくないソダシは後ろに下がりました。しかし右も左も後ろも空いてない…

完全に包囲状態

前が空いたのは4コーナーを回り切る寸前に見えました。

やっと前に出れます。

この時にはもう脚は残っていませんでしたね…

いつもの伸びは見せられず、ソダシの弱い部分全てが曝け出されてしまったレース。

ここまでの話を纏めると

①周りからの厳しすぎるマーク

②前からしか競馬の出来ない弱さ

③道中に掛かってしまったメンタル面の問題

大きく見るとこの3つかなと思いました。

まずマーク。さすがにやりすぎでは?と思うほどの厳しいマークだったと思います。その結果、前で競馬していた馬は全滅。

画像1

先行馬有利のオークスでは珍しすぎるほどの入線。掲示板独占が全て後ろから競馬をしています。

先行馬不在の中で逃げて自滅のクールキャットにソダシがマークされ内から出れずに厳しい競馬を強いられたククナ、ソダシをマークし続けていたステラリアとストライプもスタミナ切れ。

うーん。あそこまでソダシをマークする必要あったのかな…あんなにマークされてスタミナ切らさない方がおかしいと思ってしまう。ソダシをマークし続けた馬たちも結果として全滅…

結果先行馬全滅の要因はソダシへの執拗なマークだったんだなと思います。

ソダシばかり距離が距離がと言われてますが、先行してた馬たちみんな距離がと言われるとおそらく違います。クールキャットだけは距離厳しいかも…と思ったのは秘密です(笑)

その中でアカイトリノムスメは流石でしたね!ソダシの後ろを譲らす前が空いたところで加速、ククナが寄れてきたため少し遅れを取りその結果の2着でしたが、あそこですんなり加速していたらぶっちぎっていたイメージです。

ユーバレーベーンに関しても後ろで前の様子を見守り最終コーナー回った後は上手く抜け出し堂々の1着、デムーロ騎手の上手さとユーバレーベーンのメンタル面の強さが目立ちましたね!

それにしてもソダシはこのような展開になると厳しいと言うことが分かるオークスでした。

怪物ならどんな状況でも乗り越える。

という事を前々から言ってますが、ソダシは乗り越えられませんでした。結果として怪物ではないと思いますが、負けた事が財産になると思うので、また中距離に出てきても僕は買います。ここまで結果を出してきたという事を考えると、今回だけで距離が合わないというのは違うのかなと思いました。もう少し気持ち良く走らせれば結果は違ったと思うので。

吉田騎手に関しては、ちょっとワンパターンかなという気がします。今回はマークされるのは分かっていた事ですし、思い切って先頭グループではなく、真ん中で我慢させてみても面白かったのでは?もしくはククナの真後ろで脚を溜めて最後の直線勝負もアリだったのかなぁ〜東京競馬場は最後が長いですし、ソダシの操縦性を考えると面白かったと思います。

なんにせよ、今回は最初のコーナーからマークが厳しすぎましたね…そして道中掛かってしまってスタミナ切れ。

敗因はそこだと思います。距離に関しては私は中距離も走れると判断したので、次回人気を落として出てきてくれる事を祈るのみです。

最後に、ソダシは頑張って走りました。

厳しいマークの中でも耐えて諦めずにゴールしてくれてありがとう。

距離がと言ってる人たちに次回、見せつけてやりましょう!!

ソダシお疲れ様でした。




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