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【シャニマス日記】ノクチル良いよなぁ

今日平日だと思って、思い切り仕事の準備して「さーやるぞ」的なノリで張り切ってたら成人の日だったっていうね。
ということで、ぽっかり空いた時間を使ってnoteを書くことにしました。

でめっちゃ久しぶりのシャニマス日記なんですが、なぜ書けなかったかというと、まぁぶっちゃけ、ほとんど触れられなかったんです。
年末からこっち忙しかったのが一番の要因ですが、若干ハマり度が下がったのは否定できないです。愚痴を書きたいわけじゃないので詳細は割愛しますが、やっぱ継続的に毎日やるにはゲーム面がしんどいな、という感じ。

とはいえ、それなりにガシャは回してて、デイリーミッションはここまで欠かさずコンプリートしてます。フェスもグレ4維持という感じ。グレ5はいつでもいけるけどすぐ落ちちゃうし、更に上に行くにはやる時間が足りないです。

で、少ない時間で少しずつやっていくにつれ、「ノクチルいいなぁ」と思うようになってたんです。ユニットなら今はノクチル推しかもしれない。
ここ最近【ハウ・アー・UFO】と【pooool】を立て続けに引けたのもあって、ノクチルのコミュを読む機会が多かったんですが、あーいいなぁ、っていう。すごく馴染みやすい空気感だなぁ、と感じるようになってました。

ノクチルの人間関係が好き

なんでノクチルのコミュが好きなんだろう、この空気感ってどこから出てきてるんだろう、と考えると、大きな要因は彼女たちの人間関係にあるんじゃないか、と思うようになりました。

ノクチルは、とかく人間関係が面白いように思います。
4人のキャラが元々立ってるのもあるんですが、その4人が単なる仲良しで終わってなくて。
(以下、新規プレイヤーの勝手な見立てなので、解釈違いがあったらほんと恐縮なんですが、黙って見過ごしてやってください)

恐らく透がリーダーと言うか、ユニットの中ではカリスマを発揮していて(「海に出るつもりじゃなかったし」でも船長でした)、特に樋口と雛菜がそのカリスマに惹かれています。

樋口は(すいません、個人的に「円香」呼びよりしっくりくるので「樋口」と呼ばせてください)クールな現実主義者で、ふわふわとしていていつも空想をしている透と対照的な性格なんですが、それゆえに透の抑え役として機能しています。良い女房役になっているというか。
後述する月ノ美兎委員長が先日の実況で「樋口はだめんずを甘やかす女の匂いがする。透はだめんず」と表現してたんですが、言い得て妙なところがあります。よくこんな表現ポンポン思いつくな……

一方で雛菜は、樋口とは対照的で、透とは別の意味でふわふわした空気を醸し出しています。中身はあんまりふわふわしてなさそうなんですけど。
で、ふわふわした透に、ふわふわした調子で合わせることができる。そういう意味では透の良いサポート役なんですよね。「いいよ~」みたいな調子で透に乗っかっていく。ここらも抑える樋口と対照的に思います。

で、樋口と雛菜の2人はあんまり反りがあってなくて、根本的に嫌ってはいないんでしょうけど、たまにバチってる。

ということで、透・樋口・雛菜で見事な三角関係が成立してるんです。だから、この3人の間に「好き」だけではない、適度な緊張感が存在するんです。

じゃあ残り、小糸はおまけなのかというと全くそんなことはなくて。
小糸、全然ふわふわしてないんですよね。他の3人は透に引っ張られてふわふわしてるんですけど、小糸はマジメで、どうしても現実から離脱できない。地に足をついた状態で、ふわふわした3人と対峙している。
だから現実離れしがちな3人のいいストッパー役になってるんですよね。3人の中では抑え役であるはずの樋口ですら、小糸からするとふわふわしている側に立ってしまうのが面白いです。3人の中で完結する関係性があって、それを一段メタな視点で3人と小糸の関係ができているというか。
だから、小糸が3人を現実につなぎとめているんじゃないかなと。ノクチルのもやい役。

でも、小糸は3人に憧れていて、3人について行って自分もふわふわした側に立ちたいと思っている。だから3人も小糸が可愛くて、同じようなノリで小糸に接しているように思います。

(僕は正直、最初は小糸の良さが全然わからなくて、でもノクチルを通して小糸に触れるにつれ、めちゃめちゃ可愛いと思うようになりました。割と最近は小糸を見るだけでニマニマしてしまいます(気持ち悪い)。)

ノクチルはそんな感じで人間関係が立ってて、特にアイドル間にいい意味での緊張感があるように思います。それが彼女たちに現実感を与えているというか、ノクチル独自の空気感を生み出す一助になってるような気がします。

他のユニットだと、ストレイのあさふゆがそういう関係で、性格が全然合わない2人が組むことでの緊張感が生まれ、それがストレイというユニットに深みを与えているように思います。
他の、いわゆる初期組はそこまで際立った緊張感を持つ人間関係があまり思い当たらないんですが、でも例えばアルストの場合、「薄桃色にこんがらがって」がぶち込まれて、ただの仲良しじゃない、もっと複雑な感情を持つ関係性に生まれ変わったわけで。緊張感が実はある、というのが後付けで提示されたんじゃないかなと。

委員長の考察を経て

とか思ってたら、月ノ美兎委員長が久々にシャニマスを実況したんです。実に5ヶ月ぶり。

今やってる「海に出るつもりじゃなかったし」を読んでいく配信だったんですが……まぁさすがというか、アイマスの歴史を知らない僕には絶対できない考察をしていて、すごく参考になりました。
委員長の過去のシャニマス実況シリーズの中でも出色の出来なので、見てない人はぜひ見てほしいです。

彼女の考察を僕なりに、手短にまとめるんですが。

アイマスシリーズの中ではずっと語られなかったが、「人間としての成長とアイドルとしての成長は本当に両立するのか」という疑問がずっとある。アイマスでは大抵アイドルとして成長すると人間としても成長していくのだが、現実にはそうならないケースだって多数あるし、その方がビジネスとしては正しいこともある。
ノクチルはその点、アイドルの成長には興味がなくて、人間の豊かさの方に極振りしたユニットだった。しかしこのシナリオを経て、彼女たちは今までの人生の豊かさではなく、アイドルとしての成長に舵を切った。
そして彼女たちがソシャゲの中のキャラである以上、いつかは成長するだろう。わたくしはそれを見るのが怖い。

でまぁ、この考察を経て、自分の中で得た気付きがあって。
それは、「あーこれ、青春小説だな」ということでした。
そうするとめちゃくちゃ合点がいったんです。彼女たちのキャラも関係性もやたら立っているのはまさに青春群像劇のそれだし、何より、自分がノクチルを好きになった理由もそれだな、と。青春ものの小説すごく好きなので。
だからノクチルって、まだジュブナイルな感覚を持つ若者たちが成長していく姿を描く物語なんだ、と思った瞬間、頭の中で「いつだって僕らは」が流れ始めて。うわああ歌詞がどストライクじゃん!……と、今更気づいた気分になりました。

そしてそう考えると、委員長がこの先の展開を「怖い」っていうのもわかるんです。青春小説って大抵、成長するために何かを捨てる物語だから。
その痛みを描く物語をこれからノクチルが紡ごうとしているのなら……すごく興味はあるけど、見たくない気もします。今のノクチルが好きなら尚更。

「併せて読みたい」

といったあたりで、もっとノクチルを深堀りしたいなぁ、と思ってます。
今気になってるのは以下の3つ。

【アジェンダ283】 僕はまだ読んでいなかったんですが、委員長が実況の中で何度か言及していたので。

ンゴの「海に出るつもりじゃ~」実況 最近精力的にシャニマス実況をしている周央サンゴさん(通称ンゴ)がつい先日、やはり「海に出るつもりじゃなかったし」の実況をしていました。

彼女は委員長ばりの気持ち悪さを兼ね備えつつ、考察なんかは割と全然違う角度から攻めてるように思うので、比較対照として見てみたいなと。

「海に出るつもりじゃなかった」 委員長の実況見て初めて知った「海に~」の元ネタ、というか、劇中に登場してた透が持ってた本ですかね。


とりあえず今から「アジェンダ283」読もうかな。イベントコミュ無料解放中だし。


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