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後悔しないように生きないと。

育児に介護にお忙しい皆様おつかれさまです。
先日の事、(父の姉である)『伯母の体調が悪くなった。』
と母から連絡をもらいました。
母は泊まり込みで伯母の介護をしています。

「病院へ連れていく」というので、車で迎えに行くと、伯母を担当してくれているケアマネージャーさんと母が伯母が眠るベッドを囲んでいました。
どうやら、車で連れていけるほど元気な状態ではない様子。
救急車を呼んで診てもらう事になりました。

私「伯母さん、救急車呼ぶって」と言うと
伯母「そんな、大袈裟な、断って」
と言います。声はあまり出ておらず、息が上がっています。
その伯母の様子を見ていると、不謹慎ではありますが
病院に行ったら、もう戻れないかも?
と、感じました。
私「伯母さん、何か、やりたかったことある?」と聞くと、
伯母「家の、片づけがしたかった。」
と答えました。
昔の人なので、物が捨てられず、物の為の家になりつつあります。
私「(母)と片付けるよ」
と言うと、
安心したかのように黙ってうなずいてくれました。

そこへ、救急隊の人がやってきました。
私が伯母と話ししたのは、それが最後になりました。
最後の望みを聞けたのは良かったと思います。

人の死ってあっけないものだなぁと思いました。
つい、先日まで一緒にカステラを食べてコーヒーを飲んでいたのに。

お葬儀の際、叔父が言っていました。
叔父「俺はもう終活始めてんだ、部屋片づけてさ。いつ死んでも惜しくない。明日死んじまうかもしれないんだから、後悔しないように生きないと。」
伴侶に先立たれた叔父の言葉はとても説得力がありました。

後悔しないように生きないと。

伯母も言っていました。

後悔しないように生きないと。

伯母「若い時にがむしゃらに働いて、『お金が貯まったら世界一周旅行に行こうね』って言ってたのに、お金が貯まったら、病気になって、お父さんも死んじゃってたわ。元気なうちにやらないとダメだったわね。それだけが心残り。」

伯母は、天国で伯父に会えただろうか。
もし会えたなら世界一周旅行を楽しんでもらいたいと思う。

私も後悔の無い生き方を模索したい。
今日も学びある一日に感謝いたします。




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