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花を楽しむお手入れのコツ

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少しの知識で花が長持ちしたり、萎れた花が元気になったり・・・+hanaの定期便ご利用の方だけでなく、花を楽しみたい全ての方に、ちょっとしたコツをまとめています!
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切り花を、少しでも長く楽しみたい。
〜花を楽しむお手入れのコツ【水あげ編】〜

切り花を、少しでも長く楽しみたい。 〜花を楽しむお手入れのコツ【水あげ編】〜

きれいなお花が届いたりいただいたりしたら、できるだけ長く楽しみたいですよね。
「切り花を長く楽しむためには、どうすればいい?」と聞かれたら、多くのお花屋さんは、「花瓶の水を清潔に保って、できるだけ涼しいところに飾ってください」と答えると思います。

この花瓶の中の水(=生け水(いけみず))の管理と飾る環境は、切り花の日持ちに大きく影響する、とても大切なこと。
ですが、花瓶に生ける前にも、大切なポイ

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切り花の元気と、私の元気と。
〜花を楽しむお手入れのコツ【水あげ編 その2】〜

切り花の元気と、私の元気と。 〜花を楽しむお手入れのコツ【水あげ編 その2】〜

飾られている花が美しく、元気に咲いているのを目にした朝。
元気をもらうかのように、私も「よしっ!」と気合いが入るのですが、みなさんはいかがですか?

前回は水あげの中でも、「水切り」についてご紹介しました。
この「水切り」をしても、しゃっきりと元気を取り戻さないこともあります。
その時におすすめの「深水(ふかみず)」と「逆さ水(さかさみず)」を、今回はご紹介いたします。

深水

「深水」は、少し

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思いきってバッサリいくのも、たまには必要。
〜花を楽しむお手入れのコツ 【水あげ編 その3】〜

思いきってバッサリいくのも、たまには必要。 〜花を楽しむお手入れのコツ 【水あげ編 その3】〜

母の日で家族からお花をもらい、お手入れをしながら大切にしてこられた方も多いと思います。ですがそろそろ、どうしても花がぐったりしやすくなったり、傷みやすくなったりすることも増えているのでは?今回は、そんな時にもオススメしたい、花の茎の丈や飾り方についてご紹介いたします。

これまで2回にわたって、手もとに迎えた花を元気にする、水切りや深水など「水あげ」についてご紹介しました。(記事はこちらから↓)

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人も花も、リフレッシュにはキレイな水を。
〜花を楽しむお手入れのコツ 【水かえ編】〜

人も花も、リフレッシュにはキレイな水を。 〜花を楽しむお手入れのコツ 【水かえ編】〜

家に迎えた花は、せっかくなら少しでも長く楽しみたいですよね。切り花は、日々のちょっとしたお手入れを心がけることで、元気に長持ちしてくれます。水あげが終わって好きな花瓶にいけた後、水の管理で心がけたいことをご紹介いたします。

花もちを良くするための基本は、できるだけこまめに「水かえ」をすることです。
「水かえ」とはその名のとおり、花瓶の水を入れかえてあげること。花首が垂れてぐったりしてしまうのは、

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その水を、味方につけるか、敵にするか。
〜花を楽しむお手入れのコツ 【ベストな水の量 編】〜

その水を、味方につけるか、敵にするか。 〜花を楽しむお手入れのコツ 【ベストな水の量 編】〜

花を飾って長く楽しむために、先日は「水かえ」についてご紹介しました。その際さらに、花の種類によって水の量を変えることで、花持ちはさらに良くなります。今日はそのちょっとした心がけとポイントをご紹介いたします。

意外と知られていないのが、切花にとって必要な「水の量」です。
水あげ時には水圧を利用して水をあげるため、生ける時もたっぷり水がいると思われるかもしれませんが、ほとんどのお花は一度しっかり水が

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植物も、甘いものがお好き?
〜花を楽しむお手入れのコツ 【ベストな水の質 編】〜

植物も、甘いものがお好き? 〜花を楽しむお手入れのコツ 【ベストな水の質 編】〜

先日は、切り花の持ちが良くなる「水の量」についてご紹介しました。花によって花瓶に入れる水の量を多くしたり少なくしたり、ちょっと気をつけてみるだけなのですが、この時にもうひとつ、実は「水の質」にもポイントがあります。今回は、花瓶の「水の質」についてご紹介します。

●花にも栄養が必要。
花壇や庭の花はきちんと咲くのに、切り花にするとつぼみが咲かずに終わってしまった…ということはありませんか?これは栄

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