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偶然でも必然でも

偶然は必然という人がいる。
一方、これを否定し、偶然は偶然でしかないという人もいる。

けどこれは意味のない分け方だと思っている。
何故なら偶然だろうと必然だろうと、起こった事柄から何かしらの意味や意義を見いだせなければ、あるいは一見は見えないチャンスのように気付くことができなければ、偶然も必然も同じようなものだから。

もちろん気付かなかったことが必然だとも言えるけれど、後でチャンスに気付いて後悔しても、結果としては言い回しの違いでしかない。

もしかすると偶然は必然というのは、些細な偶然を活かせるように、日々を大切に生きるための言葉かもしれない。

スピリチュアル的に考えると、どう気を付けていても回避できないことに対する諦めの言葉のようにも思えてしまうけれど。

どちらにしても、起きた事柄が偶然だろうが必然だろうが、起きたことが変わるわけではなく、どう捉えるか、どう考えるかの違いでしかないし、チャンスで言うなら気付けたかどうかと違いでしかない。

たとえ偶然で起きたことだろうと、自分なりの意味を見出し活かすことができれば、必然と呼ばれるものと大差ない気がする。

だから起きる出来事が偶然か必然かなんてどうでもいい気がしている。
その出来事に対する考え方や感じ方、向き合い方のほうが、多分大事だと思うから。




写真はとある川で落ちたいたもの。子供の忘れ物かな?

これをどう考える?
ゴミか、アートか、面白がるか、気にしないか。

見かけたことが偶然でも必然でも、見かけてどうするかで結果は変わる。

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