まだいるの?“お客様は神様です”感を醸しだす客
私の妻は衣料量販店に勤めています。
昨日、妻が体験したカスタマーハラスメントやハードなクレーム未満なんだけど、話を聞いてなんともモヤモヤした話です。
来店したのはパッと見、上司と部下風の40代半ばの二人組。
上下作業着、会社のマークが入っており制服かもしれないが、それが何の組織なのかは不明…外回りか現場周りの合間に立ち寄ったと思われます。まっ、よく見る営業マンが息抜きや休憩も兼ねての、ブラブラ時間を潰す“ブラリーマン”的な感じでしょうか。
アウトドアウェアコーナーを物色し、売り場をぐちゃぐちゃ気味にしていた上司と部下。広げて軽くタタミもせずに、見て回る感じだってんでしょう。
それを見ていた妻は、その整理しながら少しイラッとした感情が生まれたようです。
◇「あんた、売る気あんの!?」捨て台詞は「あっち行け!」
最初にどっちが悪いって話でもなく、理不尽な話でもないんでなけど、お客と対応した妻お互いのズレから発生だと思います。
客・「このメーカーのジャケット、サイズ違いのものが見たいだけど」
妻・「あいにく同じ商品のサイズ違いの在庫がないんです」
客・「じゃ、似たようなジャケットでのサイズ違いを出してくれ」
妻・「形状が他と違うので・・EC商品でも取り扱いもあります、商品ページからの寸法比較だとイメージしやすいかもですよ」
※ここで適当な商品だしとけば良かったと私は感じた🙄
客・「はっ!?今忙しいの??てっ言うかさ、あんた売る気あんの!?名前なんていうの!?」
会社の制服で高圧的に。
妻・「〇〇と申します」
客・「もういいよ、あっち行け」
妻・「申し訳ございません・・」
“キィィィーー!!💢となる。
状況から察するに、商品グチャめに眺めて購買感を感じない客からの要望に、正直に伝えたがトゲのある対応に感じさせてしまった。客も客でその立場を利用し、上から高圧的(名前を聞く時点で)
会社のマーク(看板)を背負った制服で、その行動はいわゆる“組織内ではかまってちゃん⁈”と見ちゃいます。
役職もあるような立場で…いっしょにいた部下は場を宥めていたようですけど(妻談)
その客、結局はは何も買わずに店を後にしたそうです。
そうですよね、仕事の移動中にしても急を要するものを見るために来店したように感じませんし。アウトドアジャケットだから現場視察な為に、欲しかった可能性はゼロではないですけど。
◇お互い嫌な気分に。でもこれからは減るだろう。
感情的になるのも人がいるうちでしょう。
今回の件も“お客様の意見”など、ホームページなどにあるわけですし、スマートにそこから冷静に伝えれば良いだけ、会社のマークの入った制服なら、逆に返り討ち会う可能性もあります。
理不尽極まりない事案なら、その場ではっきり伝えるのはしょうがないと感じますが、たた立場を利用した言いかたは人間として疑いますね。
店側としては客の話を「最後まで聞く」
プロとしての提案もあるけど、その事案の本質的な部分を探ることが重要と感じました。
とは言え、これからの人手不足で将来的にはこういったことは減っていくと感じます。
全てAIが対応するとなれば、諦める客とボロクソに言ってくる客と極端に別れそう。
今回、当事者ではありませんでしたが、理不尽なやり取りが減って、誰もが気持ちよく過ごせる社会を目指したいと感じた出来事です。
最後までお読み頂きありがとうございました。