令和6年度海上保安庁政府予算案の振り返り

こんばんは。みなさんいかがお過ごしでしょうか?昨日も引き続き衝撃的な事件があり当方も心を痛めています。 
今回は過去考えた文章を編集したVerの記事をお送りします。
◯ソース
令和6年度 海上保安庁関係 予算決定概要

https://www.mlit.go.jp/page/content/001714829.pdf

◯トピックスその1
尖閣諸島対応用の船舶の増強
今回1500t巡視船 4隻が増強という建て付けで整備されることになりました。
安倍政権誕生後に補正予算などを駆使して尖閣専従部隊を石垣島に新編しましたが、いきなり4隻予算化は正直驚きを隠せません。
南西諸島の海保艦艇を整備できるキャパには限界がありこれ以上の増強は厳しいとも指摘されていますので、尖閣専従部隊の艦船を入れ替えるのではとも当方は考えます。

◯トピックスその2
既存船舶の更新スピードアップへ
ここ数年は尖閣向けの大型巡視船整備に重きが置かれ小型巡視艇や多方面の旧型巡視船は予算不足の影響を大いに受けていました。
そろそろ一気に更新されるのではとの話が一昨年から出ていましたが、ようやく補正予算を駆使して10隻程度を更新できる見込みになりました。
特に小型巡視艇はここ数年1-2隻/年更新のところ一気に7隻更新できるのは朗報だと考えます。

国家安全保障戦略にて当初予算の上げ幅を制限されている今、いつ問題になるかわかりませんが補正予算を駆使して綱渡りの運営を今後も海保は引き続きしていくのでしょう。 無理なく現場に負担がない組織になることを祈ります。


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