語れるほどの好きが自分にあるか?

先々週、ある講演会に行って「好き」を極めて職業に就いた人の話を聞いた。

好きなものに身構え過ぎていた自分がいるなという気づきを得ることができたのだが、
私がそこまで好きなものってあるのかわからなくなってしまった。

そこからは好きだった編み物もなんとなく興味をなくし、何かを見失った。

深く考えすぎなのかもしれない。

やる気が出ない。とか言っていても時間は過ぎていく。
憧れた大人になれないまま、身体は大人になっていく。

夢を語るだけの虚しい奴になりたくないと言いつつ、何もできていない現状から目を背けたい。

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」とはよく言ったもので、正論なのだが、
いかんせん腰が重い。

いつからこんな自堕落な人間なんだ。
あゝ昔からか。

自分を貶めて貶めて悲観して、成長しない。何も変わっていないなお前は
と幼い自分が私を見たらそう云うだろう。

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