転職したい人が【準備】するべき攻略術

終身雇用という考え方から比較的自由な転職がしやすいこの時代、働く人にとって「転職」というワードは聞き慣れている言葉ではないでしょうか?
実際に僕も正社員で言えば3社経験しており同じぐらいの年齢の方(20後半〜30前半)の方々であればもっと多い方も少ない方もいらっしゃるかと思います

今回の攻略術においては「面接試験」という世の中にたくさんある攻略術よりも、その前段階にある準備と具体例に視点を向けて攻略したいと思います
内容としては
・働いているうちに出来る準備
・怪しいと思われる言動行動
という2点から、実際に僕が転職準備した上で成功したものも失敗したものも取り上げて書いていきたいと思います

もし「実際に面接で何を話せばいいか分からない」、「何度も試験に落ちて失敗している」、という悩みがある人は別途ご連絡ください
相談に乗れるケースであれば相談に乗ります

①働いているうちに出来る準備
正直なところ働いているうちに出来る準備で良い転職が出来るかどうかは8割は違うと思います
それ程までに働いているうちに出来る準備は大きなウエイトを占めており、逆にこれが上手く出来ない人は良い転職も非常に難しいと言えるでしょう

まず第一に思いつくことは「どんな計画や考え方で、どんな働き方をし、どんな結果を出して、それらを踏まえた上でどう転職先に活かせるか」ということを考え、PDCA式の文章にしてください
そしてこの出来上がった文章はそのまま自己PRや職務経歴書で使う書類に流用する事ができます

例えば物流課でいうと
①物流課員として働く中で個人プレーよりも、団体行動を重要視している
②高齢社員や新入社員のヘルプに優先して入り、ノウハウを吸収したり仕事の効率化を目指す
③業務効率が向上して有給休暇が取りやすくなった、福利厚生レベルが上がって雇用の継続も可能になった
④この経験をより高いレベルで団体行動を求められる御社で活かしたい
という話です

学生向けで言うところの「ガクチカ(学生時代に力を入れてきたもの)」になるでしょうか
これらを明確に文章化して人に伝えられるように準備しておきましょう
もし可能であれば周囲の人に聞いてもらったり手伝ってもらって、他の人から見ても自然なエピソードが話せるようになると理想的と言えるでしょう

また退職前に転職エージェントやハローワーク等のサポートを登録することも欠かせません
ここに登録しておくことで分からないことがあれば質問したり、書類作成などでヘルプを無料で受けられる事ができます
こういったサポートを受けつつ退職前に優良企業から内定を貰えることが、転職活動の一つの理想と言えます
面倒な作業であることはもちろん分かりますが、この文章を用意するということが退職前に出来る準備となります

②怪しいと思われる言動行動
入社前に募集要項を見て、気に入れば応募し、向こうとアポイントを取って、面接試験、と言う一連の流れにおいて少しでも怪しいと思うことがあれば調べたほうが良いのは言うまでもありません
また転職者自身も怪しいと思う行動や言動をとってしまえば速攻で落選します

そこで僕が実際に転職活動をやった上で給料や募集要項以外にも怪しいと思ったものや自分自身が思われたと感じたことについてここに記していきたいと思います
僕自身も怪しいと思い転職エージェント様に確認を取ってやはり辞退を勧められたものですので、こういう事例に関しては疑問の目を向けることを強くお勧めします

まず一つとして「あからさまにおかしいと分かる行動言動」です
転職者も募集を出している企業も、あからさまにおかしな行動を取る場合がある、しかもその数は現在でも少なくありません

具体例を挙げると
「経理部を希望しています。資格も経験もありませんがやってみたいです」
「どうしてそう思うのですか?」
「小売で立ったまま働く事が辛かったので、こちらなら座って仕事ができるからです」
×資格等の準備をしていない
×前職においてネガティブな発言
×経理でなくても解決できる

「当社では朝の出勤時間前に〜〜という仕事をしてもらっています、ですが業務時間ではないので給料は出ません」
「応募はしてもらってませんが面接の日程調整を受け付けました。指定のアドレスまで空いているスケジュールをお送りください」
×無賃労働をさせているコンプラ違反
×個人情報を勝手に使ってスケジュール調整している

と驚くようなことを言う受験者や企業があります
上記で書いたものは氷山の一角ではありますが、文字を少しだけ変えた実例です

他にも怪しいと思ったのはあからさまに返信が早すぎる(遅すぎる)や、採用前に実際に働く、そもそも受験先の会社を何も調べていない、提出書類を準備していない、というものがあります

応募先の会社や転職者のレベルも年々上がっており、このようなあからさまにおかしいことはすぐに怪しまれてしまいます
ですが実際にあるということも事実ですので、ここに記しておきます

そして次に書くことは「具体性や誠意が感じられない」という件です。具体例を挙げると

・〜〜年という期間で実務経験があるだけで、どんな働き方や経験値を積んだかをハッキリ明記していない
・スケジュールの約束を守らない、または急に変更したりする
・服装や見た目に乱れがある、急にカッとなったり感情的になる
・会社の給料や福利厚生など、受験者の経歴や資格などをしつこく聞く
(すでに送ってある履歴書や個人情報を複数回提出させる)

僕が体験した例や聞いた事があるもので言うとこれらなどが挙げられるでしょう
少しでも怪しいと感じたら必ずそのことを聞く、ないしは辞退を検討するなどの対策を取りたいものです

いかがでしたでしょうか?
一度会社に入社すると試用期間とはいえ履歴書に書かないといけなかったり、働く上でお互いに不利益を被る場合があります
こうしたボタンのかけ違いを無くすためにも、最低限のマナー等を互いに守って準備をしたいですね

これらの内容が転職者等にお役立ち頂ければとても嬉しいです

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