マーケティング活動の大きな流れを掴む
こんにちは、waseです!
今回は「マーケティング活動の大きな流れ」について解説していこうと思います。
近年ITの進化によって、消費者の購買活動が大きく変化してきています。「リアル店舗」にいく前には、商品について特徴や比較、口コミサイトでの評価などあらゆる情報をインターネットで調べている人は多いと思います。
また、そもそも「リアル店舗」に行かなくても「ネットショップ」を介して商品を購入することもできるようになりました。
こうした生活者の購買行動の大きな変化は、その商品の「売り方」つまりは「マーケティング」にも大きな変化をもたらしています。
ここで再度、マーケティング活動のやり方や在り方などを見直し、自社または自分自身のビジネスに必要な一手を見極める力を養っていきましょう。
私自身、今でこそ仕事の中でマーケティングを行うようになりましたが、その学び始めのときは全くマーケティングを仕事で活かすような場面はなかったです。しかし、このマーケティングを学ぶというものは、実際にマーケティングをするしないに関係なく「ものの考え方」にかなり良い影響を及ぼしてくれた記憶があります。
これからマーケターとして活躍したい人はもちろんですが、全くマーケティングと関係のない仕事をしている人も、ぜひこの機会に「マーケティング思考(私の造語ですが)」を手に入れてみてはいかがでしょうか。
1、マーケティングの目的
まずそもそもマーケティングの目的とは何なのかについて見ていきましょう。
いろいろな定義の仕方があるかとは思いますが、マネジメントの発明者とされるドラッカーは、
「マーケティングの究極の目的は、セリングを不要にすることだ」
と言ったそうです。
つまり、マーケティングの大きな役割は、自社と顧客の関係性を作り、共感や情報の共有を成し遂げることで、自然に売れる仕組みを構築することと言えるでしょう。
2、マーケティング活動とは具体的に
マーケティング活動と一言にいってもかなりアバウトですよね。より具体的に表現しておきましょう。
マーケティング活動とは、「誰に」「何を」「どうやって」を考えて自然に売れる仕組みを構築することです。
「誰に」とは、市場を調査・分析し、市場機会の発見と想定顧客を設定することです。
「何を」とは、競争優位に立てる独自価値を持つプロダクトを開発することです。
「どうやって」とは、顧客獲得と維持のための仕組み作りのことで、マーケティング・コミュニケーションとも言えます。
このように、「誰に」「何を」「どうやって」この3つの視点で考えていくことが、「マーケティング活動」と呼べるものでしょう。
3、マーケティング活動の大きな流れ
マーケティング活動の役割は「自然に売れる仕組みを作ること」であり、そのために「誰に・何を・どうやって」を考えていくことが重要だと話してきました。
では、どのような流れで考えていったらいいのか。スバリ、下の図の通りになります。
①市場調査・分析・機会発見
市場調査をもとに、世の中のトレンドや、ビジネスの機会を探る。
②ターゲット設定
①での調査をもとに、ターゲット設置(想定顧客)を行う。
③プロダクト開発
②で設定したターゲットに対して、どんなプロダクトが求められるのかを考え、開発を行う。
④マーケティング・コミュニケーション
ターゲットにプロダクトを届けるには、どんな販売経路が適しているか、どんな広告が適しているか、広告を打ち出す媒体をどこにするか、など顧客との接点を探り、設定していく。
4、まとめ
いかがでしたでしょうか。
冒頭で触れた通り、この一連の思考法というのは、マーケティングを行わない人でも知っておいて損はないものだと私は感じております。
語学力やプログラミングスキルなど、これからの時代において個人が求められるスキルは様々あるかとは思いますが、この「マーケティングスキル」は確実にそのうちの1つであると感じます。
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