構造主義が世界につきつけたものから考えるタスク管理 4:11:13 12/18 (金)
ヨーロッパ世界はこれまで、唯一の真理があることを信じてきた。その真理が、啓示によってもたらされるのか、それとも、理性によってもたらされるのか、という違いはあるにしろ、真理を目指して運動してきた。ところがいまや、なにが「正しい」かは、公理(前提)をどう置くかによって決まる。つまり、考え方の問題である。公理を自明のものと考えれば、証明や論証の結果は〝真理〟にみえる。しかし、そうみえるのは、ある知のシステムに閉じこめられているくせに、そのことに気付かず、それを当たり前と思っているか