完璧主義を捨てる

こんにちは。

5月に入り、ゴールデンウイークがいよいよ始まりました。

去年に続けて緊急事態宣言下でのゴールデンウイークのためできることは極めて限られてしまいますが、幸いにもAmazonのkindleで半額セールを行っているので、kindleでたくさんの本を買って読書に努めたいと思います。

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さて、今回は「完璧主義を捨てる」

このテーマで書いていきます。

これは仕事をするときも文章を書くときも、もはや全てに当てはまることですが、

世の中に完璧は存在しないのだから、完璧を求めてはならない

といつも思っています。

私自身、実は前まで凄く完璧主義なところがあって、それで自分の首を絞めてしまったことが何度もあったのですが、最近になってようやく完璧主義を改めることができてきたかなと感じています。

もちろん、まだまだ自分は完璧主義なところから脱せていないと感じることもありますが、以前と比べるとかなり自分のなかで妥協ができる部分が増えてきたと感じています。

そこで、今回はなぜ完璧主義は捨てる必要があるのか、自分の経験を基に私見を書いていきたいと思います。

興味のある方は是非最後までお付き合いいただけますと幸いです。


1.自分のメンタルを傷つけるから

まず一つ目が、自分のメンタルを傷つけてしまうからですね。

これは私自身凄く悩まされていたところで、なぜかと言うと完璧主義な人は完璧でない自分に凄く苛立ってしまうんですよね。

「こんなことも完璧にこなせないのは何故か?」「完璧にできない自分はダメな人間なのではないか?」など、完璧にできないとあらゆることで自分を責めてしまいます。

そうやって自分を責めた結果、メンタルに不調をきたしてしまうと考えると、正に完璧主義によって自分で自分の首を絞めてしまうわけです。

今となっては、本当に勿体ないというか自分を大切にできてないなと感じてしまいます。

もちろん、妥協せず完璧を目指す姿勢は素晴らしいものです。

ただ、それが行き過ぎてしまうと自分自身を傷つけてしまうことになりかねないと注意する必要があるから、なかなか両者のバランスを取るのが難しいですよね。

なので僕は完璧を目指しつつ、高いレベルで妥協するポイントを作ることが自分の精神を守りかつ高いパフォーマンスを発揮するためには必要なのかなと感じています。

自分のメンタルを守るためには、やはりどこかで自分に対して妥協して、自分自身をありのまま受け入れてあげる姿勢が必要なのかなと思うばかりです。

また、自分に厳しいと相手にも厳しく当たってしまいますよね。

自分に厳しい人は他人にも高いハードルを設定してしまって、相手の短所ばかり目につくようになって他人の行動にもイライラしてしまいがちです。

そうなると自分自身だけでなく他人もストレスの原因になってしまうので、ストレスは溜まる一方ですよね。。。

自分に過大なストレスをかけないためにも、改めて完璧主義を脱することが大事だと書きながら痛感させられますね。



2.仕事を終わらせることができないから

次は仕事を終わらせることができないからですね。

これは大学院時代に強く感じたことですが、完璧を求めていては絶対に期日までに修士論文を提出することはできない。

完璧主義のままでは期日までに仕事を終えることはできない。

これを非常に強く痛感しました。

実際に大学院で提出した修士論文が本当に自分が完璧な内容で満足しているものかと言えば、全くそうではありません。

しかし、自分が心から納得できる高いレベルの修士論文を書こうと思うと、とても2年間では足りません。

大学院入る際にとある先生から

「修士論文は書けるものを書きなさい」

と言われたことがありますが、当時は全く分からなかった言葉の真意は今になるとよく理解できます。

修士論文は自分が書きたいと思う内容のものだと2年で修了することはできないから、自分が書きたいと思うものではなく2年間を要して書けるものを書きなさい。

書きたいものを書くには相当な年月を要するから、妥協もしながら自分が書けるテーマの論文を書きなさい。

これがその言葉の真意だったのだなと今となってはそう思っています。

仕事も同じですよね。

期限までに終わらせない仕事があったとしても、完璧を求めてしまうととても期限までには終わらないというケースなど常にありますから。

むしろ仕事では100点を出すよりも、50点でも良いから期日までに終わらせることが遥かに大事です。

たとえ100点の出来であれども、それが期日を過ぎてしまえば一切意味はありませんからね。

しかも期日までに仕事を終えられないとなれば、職場のなかでもそういった評価を受けてしまいますから自分にとって良いことは何もありません。

そう思われないためにも、仕事では100点を狙うのではなく、どこかで妥協して70点、80点を出すしかないのです。



3.結局、完璧主義は自分を傷つける

ここまで書いてみて、改めて完璧主義は自分の身を傷つけるなと強く実感しますね。

完璧主義によってこれほどまで自分の身に悪い影響が及ぶのかと思うと、やはり完璧でない自分を許してあげることは健全なメンタルを保ち、良好な人間関係を築くために不可欠であると思わされます。

常に高いレベルを求めていく姿勢は持ちつつも、高いレベルで妥協するラインを引いて、継続して70点、80点を出していく。

これが仕事においても人間関係においても大事であると、最近はそう思うようにしています。

人は完璧な存在ではなく、常に不完全なもの。

そう思うと、気持ちが楽になりますね。

僕は油断すると完璧主義になりがちなところはあるので、今回は自戒という意味でこのテーマでお送りしました。

もちろん、今回書いた文章も自分自身では心から納得のいくものではありませんが、それよりもまずはちゃんと投稿することを意識して、何とか書ききることができました。

これからもブログを書くときは完璧を求めないことを常に意識していくことにします。

気が付けばかなりの文量になったので、今回はこの辺りにしておきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回もお待ちくださいね。

それでは、失礼します。


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