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カップリング表記に関する意識調査(アンケート)2020結果速報版

現在広く普及しているカップリング表記ですが、一定の共通認識はありつつも、その使い方や解釈は個々人の裁量に任されている部分が大きく、認識に個性があるのではと考えています。

その「カップリング表記に対する認識の現状」を把握し、記録として残すため、Googleフォームを使った意識調査(アンケート)を実施しました。

実施要項

調査期間:2020/05/02(土)12:00 ~ 2020/05/09(土)24:00
調査方法:GoogleフォームによるWebアンケート
設問数 :22(+自由記入欄4)
回答件数:13,233件

昨年の第1回調査に引き続き、今年も1万人以上の方にご回答頂きました。ご協力ありがとうございます。

昨年はここまで大事になるとは思わず、設問が隙だらけだったりしましたが、頂いたご指摘を反映し、今回は多少なりとも改善できたかと思います。その改善の過程で「男性同士」「女性同士」「男女」などで設問を分けたため昨年より設問数が増えていますが、みなさま最後までご回答頂き、本当にありがとうございました。

調査結果について

昨年の繰り返しになりますが、1点だけご注意ください。

「多い意見が正しいわけではありません」

本調査は「たったひとつの正解」を決めるものではなく、「現時点の認識を記録」することが目的です。自由記入欄で何人かの方からも、ご懸念・ご質問を頂きましたが、

「この結果をもって業界のルールを設定したり、戦争を起こすつもりはありません」

コナンくんには申し訳ないのですが、今は多様性の時代なので、「真実はいつもひとつ!」じゃなくて構わないと考えています。正解への収斂よりも「こういう考え方もある」と認識の幅が広がることの方が大切かと思います。そしてその一方、その広がる多様性の中で「こういう意見が大勢」
と認識することにも意味があると考えています。

長くなってきたのでまとめると、このあとの結果発表については

・「正解」はありません
・「軍事利用」はお控えください
・「真実」はわりとふたつかみっつ(人の数だけ)

の3本でお願いいたします。

カップリング表記は自分の「好き」を表現する言葉です。
相互理解のため、平和に仲良く使って頂ければと思います。

【あなたについて】

Q1. 性別(自認ベース)

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ここから調査結果です。
昨年に引き続き圧倒的な女性率。カップリング表記に対する関心の高さが伺えます。「その他」ではXジェンダー、中でも「無性」の方が多いです。

Q2. 年齢

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年代別では20代が半数近く、最大勢力となっています。公式調査ではありませんが、女性のTwitter使用率は20代が一番高いという調査結果もありましたので、アンケートの募集形態がTwitterメインだったためかもしれません。それと推測ですが、今まさにカップリング表記を巡る課題に直面していて、関心度が高い年代なのかもしれません。

また、昨年と比較すると60歳以上の方のご回答が20件以上増えていて、こういった幅の広がりは嬉しいところです。

【好みのカップリング傾向】

Q3. 男性同士のカップリングを

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Q4. 女性同士のカップリングを

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Q5. 男性と女性のカップリングを

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男性同士のカップリングを好きな方が9割と最多。続いて男女カップリング(74%)、女性同士(66%)となっています。

複合で見てみると、3種類全部を好きな方が6,690人(51%)と約半数。一方で「男性同士のみ好き」は1,522人(12%)、「女性同士のみ好き」は104人(1%)、「男女のみ好き」は560人(4%)となっており、特定の性別のカップリングに特化している方は少ないことが分かります。

それと、昨年はこの設問に「その他」の欄があったのですが、「人外」や「両性」「無機物」などに対する熱いパッションが綴られていて、とても興味深く拝見させて頂きました。

【男性同士のカップリング】

Q6.「A×B」(両方男性)は

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まずは基本の「A×B」ですが、「A攻め」が97.9%と圧倒的多数です。

ですが、個人的には意外な結果で、今年は99%くらいいくのではと予想していました。昨年のこの設問は「両方男性」という指定をしていなかったため、その他欄に「百合の場合は~」「男女の場合は~」などの回答があり、それで低めに出ていたのかなと考えていましたが、結果的にはむしろ昨年の98.4%をわずかに下回ることになりました。

Q7.「AB」(記号なし・両方男性)は

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この設問は、Q6と合わせて「×記号のあるなしで意味が変わるか」が主眼となっています。

結果としては「A攻め」が約10%減少、その減った分は大部分が「コンビ」に移動しています。10%と聞くと少なく感じますが、実数で1,200人以上いますので、「A攻めのカップリングを強調したい場合、×記号を使うほうが安全度が高い」と考えられます。

「その他」の回答で多かったのは「A攻めのカップリングと攻め受けなしのコンビの両方で使うので判断できない」でした。この「AB」を「A×B」の省略形と捉えるか、名前を並べた「コンビ名」と捉えるかはジャンルによっても傾向が異なりそうです。同人誌で発表予定の詳細レポートでは、性別・年代別・好みのカップリング別などで違いがあるかも調べてみたいと思います。

Q8.「ABC」という表記(全員男性)は

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昨年もかなり回答が割れた「ABC」表記です。

若干構成比の変化はあるものの、昨年と同じく「トリオ」→「サンド」→「ドミノ」の順となりました。しかし、最大勢力の「トリオ」でも4割弱なので、ご利用時は注意が必要な表記となっています。

また、昨年の調査では「年齢が高くなるほどトリオ寄り」「年齢が低くなるほどサンド寄り」であることが確認されています。少し横に逸れますが、元々「xxサンド」は比較的新しい表記で、コミケカタログのサークルカット上ではC69(2005年冬)の「ツナサンド」が初登場です。サンド表記は2010年代前半の王者『黒子のバスケ』でもよく使われていたので、「ABC」を見た時の認識には、通ったジャンルの影響もあるかもしれません。

「その他」の回答で多かったのは「これだけでは判断できないので作者の注意書きを読む」でした。たしかにこれだけ認識が分かれていると、追加情報が必要そうです。

★次回改善ポイント:選択肢に「分からない」を追加

Q9.「A+B×C」という表記(全員男性)は

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こちらは今年初の設問です。比較的「A×B+C」はよく見ますが、「A+B×C」はどう解釈すればいいか迷ったので質問させて頂きました。これまでのコミケカタログ調査では「A×B+C」が約500件、「A+B×C」は約80件確認されています。

結果としてはこれも解釈が大きく分かれました。「B攻め・C受け・AはBの関係者」が最多でしたが、36%とかなり低い結果となっています。

ポイントとなる「このAは攻めなのか」という観点で括ってみると、「Aは攻め」は37%、「Aは攻め受けなし」は59%と、攻め受けなしが強いイメージです。これは数学的な考え方に近く、数学は乗算が先なので「B×C」がまずあって、そこにAを足す発想なのかもしれません。もしAが攻めなら「(A+B)×C」と括弧で括るだろうという考え方です。

「その他」の回答では「AはBへの片思い」が複数件ありました。分かりやすく書くと「A→B×C」でしょうか。「AとBはプラトニックでBとCは肉体関係あり」という回答もあったので、なんらかABとBCの関係に違いがあるものの、その違いの中身までは特定できないという印象です。

★次回改善ポイント:選択肢に「分からない」を追加

Q10. 男性同士のカップリングで、作品中に性描写がある場合の「攻め」は

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カップリング表記でよく話題になる「肉体基準」「精神基準」の話です。

昨年に引き続き「挿入側が攻め」が85%でトップ。「肉体関係が基本だが~」も含めると96%となるので、性描写がある場合「肉体基準」がメジャーであることは間違いないと考えられます。

ただ逆に考えると「精神基準」になりうるケースも13%ほどあり、それはジャンルに50人いたら6~7人に相当する、ということは意識しておきたいです。

Q11. 男性同士のカップリングで、作品中に性描写がない場合の「攻め」は

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ここはQ10との比較がポイントになります。

性描写がない場合も「肉体基準」が最多となっていますが、性描写ありから19%ダウンの67%。その差分がどこに行ったかというと「精神基準」と「攻め受けなし」です。要素が大きく2つあるので、簡単にフローを書くと↓

①性描写がないなら攻め受けは →ない(5%)
 ↓ある(91%)
②基準は →肉体(79%)→絶対肉体(67%)
     →精神(12%)→絶対精神(10%)

となります。

「その他」で多かったのは「作者が攻めだと言った方」でした。この意見の分かれ方を見ても、やはり「性描写(挿入)」という明確な基準の強さを感じます。

ここは昨年、年代別で大きく差が出た設問なので、そこは改めて詳細レポートで。

Q12.「男性同士の恋愛をテーマにした作品」の意味で「BL(ボーイズラブ)」という言葉を使う場合

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少しカップリング表記からは外れますが、研究している中で気になっていたので質問させて頂きました。

余談ですが、私がこの研究を始めた2013年頃、近隣ジャンルの研究者の方(複数人)から「BLは商業作品(オリジナル)・やおいは同人誌(主に二次創作)」という定義の話を伺いました。これはおそらく、BLという言葉は商業誌発祥、やおいは同人誌発祥という歴史的な経緯を踏まえてのことだと思いますが、個人的には世間的な使われ方とのギャップを感じていました。

今回の結果としては、「BLは一次創作・二次創作・商業・非商業に関係なく、全てを指す」が87%で最多でした。

ただその一方で「一次創作のみを指す」と「一次創作の商業作品のみを指す」も合わせて8%と根強い人気があります。

念のため冒頭の繰り返しになりますが、この結果をもって「正しい」とかいう話ではありませんのでご了承ください。

「その他」では「BLは二次元のみを指す」という回答を複数の方から頂きました。個人的にこれまで考えてなかった発想でしたので、とても勉強になりました。まだ整理できていませんが、一回その基準でも考えてみたいと思います。

■参考資料(ボーイズラブ回顧年表/ぶどううり・くすこ様)

【女性同士のカップリング】

Q13.「A×B」(両方女性)は

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Q6の女性同士版です。

最多は「Aが攻め(タチ)」で男性同士と同じ結果ですが、構成比は8%ほど低めになっています。全く同じ表記でも、対象の性別によって認識に差が出ていると言えるでしょう。ただそれでも9割はありますので、基本的には「A攻め」の認識が強いです。

その差分の8%が割り振られているのは「分からない」「コンビ」で、「×」記号が使われていても、女性同士の場合は若干攻め受けの意識が薄めになる傾向が見受けられます。

また、男性同士に比べて「回答なし」が増えているのは、Q4の「女性同士のカップリングを好むか」に関連しているようです(女性同士のカップリングについてはよく知らないなど)。詳細は後日調べます。

★次回改善ポイント:選択肢に「リバ」を追加

Q14.「AB」(記号なし・両方女性)は

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こちらもQ13との比較で見ていきますが、「A攻め」が-17%と急落しています。差分の移動先は「コンビ」「分からない」の順に多く、やはり女性同士では、攻め受けの認識が薄まると考えられます。

「その他」では「リバ」「ジャンルによる」が多かったです。回答者の性別や嗜好にも関係がありそうなので、それはまた詳細レポートで。私自身もこの界隈は明るくないので、専門家の方々にも聞いてみたいところです。

★次回改善ポイント:選択肢に「リバ」を追加

Q15. 女性キャラクターAとBのカップリング表記は

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こちらは「見て判断」ではなく「書く時にどうするか」と視点を変えた質問となっています。一般的によく言われている(一般?)「百合の表記は語感ベース」という言葉の検証です。

結果的には「攻め(タチ)が左」が約8割。「語感ベース」はわずか10%程度でした。それでも男性同士の場合「攻めが左」は9割近いので、差が出ていることは分かります。

それとここは「その他」が特徴的で、他の設問ではほとんど見ない「他の人が使ってる表記を使う」が多かったです。

【男性と女性のカップリング】

Q16. 男性Aと女性Bのカップリングで、作品中に性描写はなく、「精神的に女性が主導権を握っている」場合のカップリング表記は

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Q17. 男性Aと女性Bのカップリングで、作品中に性描写があり、「女性が男性に挿入している(ふたなり・器具など)」場合のカップリング表記は

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このQ16・Q17は、「男女カップリングは男性が左」という説の検証を行うため作成しました。

これまで研究してきた中でも「男女カップリングは男性が左に書かれることが多い」ことが判明しています。ただその一方で「女性が左」のケースも少なからず見受けられるため、どのような条件で発生するかが気になっています。

結果として「性描写なし・女性が主導権」はかなり回答が割れました。「男性×女性」が46%と最多ですが、主導権ベースの「女性×男性」も39%と、わずか7%差となっています。

その一方で、Q17の「女性が男性に挿入」ケースは「B×A」が83%と大多数を占めました。やはり男女ともに「挿入基準は強い」と言えるでしょう。

「その他」では「ふたなりならB×A・器具ならA×B」というご意見が複数の方から寄せられました。5W1Hで言えば、同じHow(挿入)でもWhat(なにを)が大切ということですね。

★次回改善ポイント:Q16に「性行為を想定して挿入側が攻め」を追加

Q18. 男性と女性の恋愛を表す「NL(ノーマルラブ)」という言葉について、「それ以外の恋愛がアブノーマルになってしまうのでは?」という懸念が指摘されていますが

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これも時々界隈で話題になる話です。

結果としてはかなり割れましたが、「問題は認識しているが使用している」が45%で最多。続いて「使わない」「使う(問題とは思わない)」となっています。

少しまとめると、理由はどうあれ「使用している」が67%で約2/3を占めています。個人的な実感としても、懸念の声は聞こえるものの、わりと使われてるなとは感じます。

この設問については「その他」で多くのご意見を頂きました。ここでは複数あったものを一部紹介すると、「ノンケラブ・ニュートラルラブとして使っている」「NLという専門用語として普及しているので、ノーマルとは意識せず使用している」「問題とは思わないが、問題と思っている人がいることは意識している(相手によって使い分け)」「HL(ヘテロラブ)を使用している」「男女カップリングでも近親相姦などノーマルでないものもあるため使わない」などがありました。

実際サークルカットを見ていても「ノーマル」という言葉に「性的指向」と「性的嗜好」のどちらの意味が込められているのか(もしくは両方か)、判断が難しいところです。

それと、何度も繰り返して申し訳ありませんが、この結果は「よしあし」ではないので、みんな仲良くお願いします。

【固定とリバについて】

Q19. A・B・Cの3人が登場する作品で「AB固定」と書かれていた場合、考えられる組み合わせは

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「固定」という言葉の範囲を問う設問です。

個人的に、まれによく交通事故を見かけるので、「固定事故保険」とか必要じゃないかと思っています。

結果は「A×Bのみ」が約94%。「固定と書いたら、ほぼ攻め受け固定と認識される」と考えたほうが安全でしょう。

これまで自分が見た事故原因のトップは「A×BとB×A(キャラ固定)だった」なのですが、これはQ.7・Q14の「AB」表記の認識と連動してるのではないかと考えています。「AB」をコンビと認識→「AB固定はキャラ固定」という流れだとしっくりきます。あくまで推測ですが。

「その他」で多かったのは「AとBに関してはA×Bのみで、B×Aはない。ただC×AやB×Cはあるかも」というものでした。「固定」は「逆はない」ということのみを示しているというご意見です。

Q20. AとBのカップリング表記「ABA」と「BAB」は

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「リバ表記の左右に意味はあるのか」を問う設問です。

昨年も似た設問がありましたが、「ABAはそもそもリバじゃない(Aが2人いる)」というご意見があったので選択肢に追加しています。

結果は「ABAならA×Bがメイン」という「左メイン」が最多(71%)となりました。この71%という数値がまた微妙で、共通認識と言い切るには弱い気がします。

「その他」の回答も「作者によって異なる」「怖いので読まない」などがあり、みなさん取り扱いに悩んでる様子が伺えます。

★次回改善ポイント:問題・選択肢簡略化。リバなら成分比・notリバならxx

【ナマモノについて】

Q21. ナマモノのカップリング表記をネット上に書くことについて

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今回の調査で最も接戦となったのがここです。1万3千件のアンケートで上位2回答がわずか9票差。いかにこのテーマの話が難しいかが分かります。

その最多回答は「閲覧制限+推測しにくい表記の合わせ技」でした。僅差で2位の「閲覧制限」と合算すると73%となり、「閲覧制限が必要」と考えてる方が多いことが分かります。

その一方で「絶対NG」も594票と、やはり一定数の方はいらっしゃいます。昨年の同設問では年齢層でかなり差が出ていましたので、今回も詳細レポートで見ていきたいと思います。

「その他」で複数件あったものでは、「性描写がなければok(あるならNG)」「閲覧制限と推測しにくい表記のどちらかを満たせばok」「相手の国による(アメリカ・韓国・タイなど)」「コンビ名として認知されているものならok」などがありました。かなりジャンルによって事情が異なる印象です。

★次回改善ポイント:選択肢に「閲覧制限と難読表記のどちらか」を追加

Q22. ハンナマのカップリング表記(作中の役名での表記)をどこまでオープンに使っていいかは

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こちらも接戦。よくドラマのヒット作品が出た年に盛り上がるテーマです。

結果は昨年とほぼ同じく「ナマモノ基準」「二次元<ハンナマ<ナマモノ」のツートップ。少なくとも二次元作品よりは制限したほうがいい、という意見が大勢です。

「その他」では「公式のアナウンス・ガイドラインに準拠」「2.5次元は二次元準拠・そうでない特撮やドラマはナマモノ準拠」などがありました。一口に「ハンナマ」と言っても範囲が広いので、それぞれのジャンルによって文化の違いがありそうです。

それと、「VTuberはハンナマなのか」という哲学的なテーマが発現したので、ちょっと持ち帰って検討します。

★次回改善ポイント:2.5次元(二次元原作あり)と設問を分割

【フリーダム欄】

F1. あなたが現在、「最も好きな」カップリング

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※差し障りのないカップリング表記であることを確認の上、発表しています

表記ゆれはそのままで単純集計してみました。中止になってしまいましたが、今年のGWコミケの人気に近い結果となりました。

GWコミケのデータは↓

F2. 前問で回答したカップリングの作品名

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※差し障りのない作品名であることを確認の上、発表しています

こちらもGWコミケの結果に近いですが、『ヘタリア』『ヒロアカ』はそれよりだいぶ上に来ています。該当のクラスタにこのアンケートが届いてくれたということでしょうか。『FGO』が少ないのは『Fate/Grand Order』との表記ゆれが原因かと思われます。

ニューフェイスとしては最近話題の『ツイステッドワンダーランド』。私も今絶賛プレイ中ですが、「ディズニー&アニプレックスTUEEEEE」ってなっています。たぶん予算がチートだと思います。pixivでももう1万作品を超えているので、今後の二次創作動向にも注目していきたいです。

F3. 普段カップリング表記について気になっていること

こちらの自由記入欄ですが、4,000人以上の方にご記入頂きました。ありがとうございます。全部で31万字ほどあるのでまだ読み切れていませんが、詳細レポートを書く際には改めて全部読ませて頂きます。

なのでまだまだ読み切れていないのですが、「表記の被り」や「検索で地雷を踏む」などの悩みが多いようです。

F4. このアンケートに対するご意見・ご感想

こちらについても2,800件近くのご記入を頂きました。ありがとうございます。アンケート自体がセンシティブな情報を扱っているため緊張していましたが、全体的に労いのお言葉が多く、安心しました。

頂いたご意見は今後の活動に活かしていきたいと思います。

速報版と言いつつ長くなってしまいましたが、速報版レポートは以上になります。詳細版レポートにつきましては、今年の冬コミ(あったら)の新刊『カップリング表記データブック【作品ガイド】』に掲載する予定です。

アンケートにご協力頂いたみなさま、本当にありがとうございました。

【各種リンク】

Twitter(研究進捗などはこちらに)

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★第1回アンケートの詳細レポートは↓の本に掲載しています


みなさまからのサポートはすべて研究費と甘味に使わせて頂きます。