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理不尽との付き合い方

理不尽というのは、道理に合わないこと、筋が通ってないことを言います。

この世の中、道理にかなうことばかりではないのですが、理不尽は人生でどうしても辿らなければいけない道の一つなのかなと、今日は考える機会がありました。

今日は大阪港の天保山に行ってきました。
この夏、三度目。
私の家から天保山まで、ドライブで行くにはちょうど良い距離なのと、適度に遊べる場所があるので、個人的には好きなドライブスポットの一つです。

そして、今回はレゴランドに行ってきました。
レゴランドにはいくつかアトラクションがあるのですが、その中で「レゴレーサー、ビルド&テスト」と言うアトラクションがありました。

レゴブロックで車を作り、坂道を走らしてゴールを目指すのです。

ところが、作った車を走らせるこの坂がとても理不尽なのです。
なぜなら、坂が余りにも急過ぎるからです。

そして、一番問題なのは、高確率で自分の作った作品が粉々に壊れるのです。
まあ、それはそれは見事な壊れっぷりで。

下の写真ぐらいならまだ可愛いんですけど、コースを飛び出して粉々になる車が続出するんですよね。

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最終的には作った車を何とか壊さずにゴール出来たのですが、このような状況に負けないと皆さん、子供も大人も、黙々とレゴで作った車を走らせようとしていたのが印象的なシーンでした。

理不尽に対抗するには、実はいくつか方法はあります。
一つは、メモを取ること。
メモを取って、なぜ理不尽なことを言われたのかを考えて見ることで、相手に対しての傾向と対策を掴むことができます。

もう一つは、相手にNOを突きつけて自分のペースを守る努力をすること。
NOと言うのは勇気が要ると思いますが、それをすることで相手も接し方を変えてくる可能性があるので、やってみる価値はあります。

「逃げる」と言う選択肢は、この二つを対策した上で、精神的に厳しくなってきた時に逃げる形にするのです。
いきなり逃げるのは得策ではありません。

なぜなら、今後もし同じ場面に遭遇したら、これからも逃げ続けることになるからです。
きちんと自分で出来る対応をした上で、逃げることが肝要なのです。

但し逃げる準備は、事前に確認しておきましょう。具体的には部署を変える方法だったり、訴える方法など、どのようにしたら逃げられるのかを確認するのです。

その他に、考え方を変える方法があります。
それは理不尽な場面を、勉強の機会と捉える方法です。

相手のやってる理不尽な事を、自分は絶対にやらないと誓って相手を反面教師として学んだり、同じように被害を受けている方に、相手との接し方や対策を聞いてみたりするのです。

実際に私は、ビジネスの場において、敵だった人を味方に変えた経験があります。

最初はその人と喧嘩をして、私が会議室を出ていった事もありましたが、長くお付き合いする上で、この人とこういう振る舞いをするのが良いと自分の中で結論を出し、実践してみると、お互いの考えは交わらない所はあったとしても、進むべき方向性で一致できる部分を見出すことで、お酒を飲みに行く事も増え、最終的には味方につけたこともありました。

これはうまく行った例ですが、もちろんうまく行かない場合もあります。
ただ、勉強の機会と考える方法も、一つの方法なのです。

職場でも、家庭でも。理不尽に苦しんでいる方は、世の中に大勢いらっしゃいます。

耐えられなければ逃げることも一つですが、逃げられない場合もあります。
先程書いたやり方をヒントにして、少しでも状況を改善していくことを取り組んでみましょう。

レゴを作るのは楽しいことだ。
でも、世の中には理不尽なことはあるのだ。

レゴのビルド&テストのアトラクションにある坂は、世の中の理不尽さを教えてくれる材料のように私は感じました。

理不尽な坂に対して、どう付き合うのか?そして、向かい合うか?
このアトラクションに参加するみなさんは、坂に対抗するために車を改造したり、坂に対してのアプローチを考えたりして、遊びを通して向き合っていたのです。

繰り返しになりますが、現実世界で理不尽さに向き合うことは、心を強くしたり、逃げたり、考え方を学んだりすることになるのだと思います。

少しの勇気を振り絞って、向き合ってみることにしましょう。
あなたならきっとうまくできますから。

もし難しかったり、背中を押して欲しかったりする場合は、一度私の所に相談に来て下さいね。

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