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本当に【ゼロから英語を始める】勉強法

こんにちは、語学学習コーチの伊地知(@taroijichi)です。

もーーー、英語は好きじゃないし、なのにTOEICの点数は必要だし、とお困りの方は、この記事を読んでいただければ何から始めたら良いのかがわかります。

・もう久しく英語と触れてません。
・大学受験の時は英語ちゃんとやったような気がします。
・大学受験もしていないので本当に基礎ができていないと思います。

そうした方が英語のトレーニングを始めようという場合、まず目標目安としてはTOEICの730点程度を目指すと良いです。

もちろんTOEICの点数と会話力は比例して伸びてはいかないのですが、インプットがない場合にはアウトプット(発話)はできないので、そのインプットの一つの指標としてTOEICの730点程度があれば日常会話のトレーニングがしやすいからです。

では、本当にゼロベースで英語の勉強をするときに、具体的に何から始めたら良いか、その最初の1歩についてお伝えします。

1.まずは英語を知る(テクニックじゃない!)

まずは英語を知るということで、英文がどのように作られているか、その構造を知る必要がありますし、また、今後学習を続けていくうえで避けては通れない文法用語なども覚えていく必要があります。

ネイティブはこうした文法を丁寧に学ぶわけではありませんし、文法用語なんてよくわからないという人の方が多いかもしれません。

ただ、日本語環境で、大人になってから学ぶ人にとって、こうした知識があった方が効率的に学べますし、今後触れる英語のテキストなどでもこうした知識があることをベースに話が進んでいくので、一度腹をくくって理解してしまった方が良いです。

特に、「主語」「述語」という概念と「名詞」「動詞」などの品詞という概念がごっちゃになってしまっている方が非常に多いです。こうした基礎をおさえてからトレーニングを行いましょう。

オススメのテキストはこちら

1冊で品詞と五文型についてしか書いていないので、英語大嫌いという方(私がそうでした)にも読みやすい1冊です。

TOEICを受験しようという方の中には

TOEICはテクニックがあるんでしょ?そのテクニックが知りたいんだよ

という方もいらっしゃいますが、これは英語力がついたうえでないと意味がありません。というのが、このテクニックというのは英語の知識がついたうえで有効だからです。

例えば

"make"があるから後ろに目的語と補語があることを疑う。
そうすれば目的語が空欄であることがわかり、問題文を読まなくても選択肢から名詞を選べば正解できる。

というテクニックがありますが、英語の基礎をしっかり身につけていないと

・何で"make"だと目的語と補語があると疑うの?
・目的語はわかるけど、補語って何だっけ?
・??何で急に名詞を選べば良いとなるの?

という疑問だらけで、テクニックが無意味になります。

スポーツでいうと、全く体力作りしていないのにプロの選手からコツだけを教えてもらっているようなものです。

まずはしっかりと体力づくり(TOEICではなく英語の勉強)をしましょう!

2.単語と次のステップの文法をインプット

品詞などについて理解ができると、単語を覚える際にも「語順」や「品詞」を意識するようになります。

単語は闇雲に覚えるのではなく、こうした「品詞」も合わせて覚えるようにしましょう。

beauty の意味は何ですか?

こう尋ねると

美しい!

と返ってくることがよくあります。

beautiful であれば形容詞なので「美しい」で正解ですが

beauty は名詞なので「美」や「美しさ」と覚える必要があります。

beauty なんてとっても簡単そうな単語でも怪しいことがあるので、単語帳はまずなるべく簡単そうなものを選び、その英語を見て・聞いてすぐに品詞を意識した日本語が出てくるかをチェックします。そして、出てこないものだけは何度も声に出して覚えましょう。

オススメのテキストはこちらです

また、文法についても五文型の知識だけでは足りないので、シンプルに、かつある程度の内容を網羅しているテキストを使い理解していきましょう。

理解する際は、誰かに声に出して教えてあげることを前提に読み込むと良いです。実際にボソボソでも良いので、声に出して説明をしてみてください。理解できていないところは必ず言い淀むので、そこを再度理解するようにします。

オススメのテキストはこちらです

表紙の可愛い絵ほど中身は可愛くないです。(結構しっかりと網羅されてます)

3.問題を解いたり発話をしたり、次のステップに進む

ここまでできたらはじめてTOEICの勉強など、問題を解くというステップに進んだり、或いはTOEICの点数は全く必要ないという方は発話のトレーニングに移っていきましょう。

発話トレーニングについてはこちらの記事を参照してください。


英語コーチングサービス【 the courage】
コーチ 伊地知太郎


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