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公タマ伝R #1 違法では無いという認識です。

 先週、(公タマ伝を購入してくれた)後輩達との宴席で、
「ところで、あの本は人事的には問題無いのですか
と、心配されてしまいました。
問題無いとの認識です。地方公務員法や関連する規則等における、職務に専念する義務、守秘義務、営利企業に従事などの法令等に抵触しないと考えています。当局の判断はわかりませんけど。なお、人事には概要をメールと口頭で報告して、
「何か書類等を提出する必要があれば、指示してください」
と伝えていますが、保留状態です。」
と応えました。

 さて、細かい話はともかく「公タマ伝」の中で「ルールは使うもの」と発言している立場にありますので、関連する法令等は当然チェックしています。
 ネット上では「公務員が著作物を販売」することについて「違法」「合法」の両論がありますが、筆者としての解釈は
「違法では無いという認識です」
「しかし、合法、適法とも言えないとも考えています」
なぜなら、このような状況を想定した「法」がないからです。言うなれば「無法状態」なのです。

 「違法」という考え方をしている方は、「感覚」「感情的」に法令等の文言(言葉尻)を捉え「公務員がそんなことをすべきではない」という視点で判断されている印象です。
 「法体系」を踏まえ、文言や文脈を整理すれば、現状は
「公務員の自営業については、原則的には法規制の対象外、ただし、一定の業種について自営業で儲けすぎては駄目とのルールがある。儲けすぎかどうかの一つの目安は500万円」という構造になっていると考えています。

 自営としての著作物の販売について、基本的には法の想定外ですが、違法性について問われるとすれば、一番のポイントは「営利目的かどうか」になるかだと考えています。
 が、筆者が「500万円の利益」を上げるためには、単純に「1万6千冊以上、「公タマ伝(電子書籍)」が売れる必要があります」
 自分で言うのも何ですが、この本がそんなに売れるはず無いじゃないですか。良くて現状1日0〜1冊ですよ。500万円どころか、初期投資の10万円の回収も難しいのです。
 そのような状況で「営利目的」と判断された場合は、「(?_?)」「(?_?)」「(?_?)」になるしかないですね。著者としては、お金と労力を投資して、若者のための「公益を目的とした事業」という認識です。

 なお、「公タマ伝 R」のRは「リターン」「リアル」などのイメージです。人事当局と「闘う」選択をした場合は、今後も続くかも知れません。

 闘うことは好きではありませんし、当局に逆らうつもりもありませんが、今後、続くかもしれない「表現したい後輩」たちのために、頑張る必要があるかもしれないと考えています。

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