「意識の高い奴らが〜」「海外かぶれが〜」「偽善者たちが〜」で終わらせんのはもったいないよ〜!っていうお話

ジョージフロイドさんの一件で、情報共有とか意見発信する人がすごく多いけど、「意識の高い奴らが〜」「海外かぶれが〜」「偽善者たちが〜」「正義感の強いやつらが〜」で終わるのは微妙だと思う!

そう思いたくなる気持ち、すごくよくわかるし、どっちかというとそっちよりの人間だったけど、最近は必要なことだと思ってる。

実際ちょっとイライラするくらいシェアされてるけど、そのくらいじゃないと興味のない人は興味がでないからいいと思う。もともとそっち側の人間だからよくわかる。

だから、色々批判あるけど、#Blackouttuesdayとかすごくいいと思った。

嫌でも「え、何が起こったの?」っておもうもん。

実際こう言う問題に興味が湧かないのも全然仕方ないと思う。

ぱっと見では、自分の生活に特に影響を与える話題じゃないから。

でも、そう思うのは問題の本質や重要度を知る機会がないだけかもしれない。

実際、何が起こっているのかを理解したら、

「あれ?これ日本でも言えることじゃね?」ってなる人も多いと思う。

例えば、今回で言うなら、日本にきてる移民の人たちの問題に直結する。

あれも大々的な人種差別。

「日本はアメリカみたいに奴隷制じゃなかったから黒人問題は関係ない」と思っている人も多いかもしれないけど、

本質的な問題は奴隷制度の有無じゃなくて、

問題は、

社会をリードしている人たちが、社会的に有利な人と不利な人を意図的に作り出していて、この関係性を保とうとしているところ。

だと思う!

アメリカやイギリスがアフリカやインドの人を奴隷制度の時からそうしてきたように、

日本も早い段階で社会的に有利な立場になったことを利用して、他のアジア諸国の社旗的に不利な立場にいる人たちを抑えつけてる部分けーっこうあるから!。

実際、移民として日本に来た人たちの賃金はものすごく低いし、

最近も学生向けの給付金で、「留学生に関してのみ、成績上位3割の人だけ給付します」なんていう発表もあった。

確かに、この改善をしなくても、有利な立場にいる人は困らないし、逆にその方が楽。だけど、不利な立場にいる人たちの身になって考えることって必要だと思う。

これを綺麗事やんって思っちゃった人は、今回みたいな社会問題がテーマの時は参加しなくてもいいかも笑

でも立場が逆転した時に(不可能な話じゃない)不利な状況から絶対抜け出せないし、そうなるべき。

そういう人も中には結構いるかもしれないけど、

とにかく、最初から情報をシャットダウンしちゃう人を減らす(食わず嫌い的な)ために、

問題に気づいた人たち、特に大学生みたいに時間に余裕のある人が、そういう人にも伝わるくらい発信して気づかせてあげればいいと思う。

どんな意見でも、それを見て間違っていると感じたなら、それをまた発信すればいいと思う。

いろんな意見が飛び交ってこそ全員にとって最適な結果になるって当たり前。

そういう意味で、ある程度考えが固まってきてシャットダウンしてしまっているような年寄りたちにわかってもらうことも難しいけど、

若者、特に中学生や高校生のように、変なバイアスを持っていない人たちにいろんな意見を発信することがすごく大事だと思う。

みんなツイッターやらインスタやらを普通に利用しているんだから、娯楽的な側面ばっかりじゃなくて、政治とか社会的な側面が少しでも多く彼らの視界まで届けられたら、今後は社会のシステムにも関心を持って自分の意見を発信できる人数がものすごく増えると思う!

小学校とかでの多数決なんかは、そもそも投票する人の人数が少ないし、自分の意見を発信するには勇気のいる環境だったりするけど、

今はネットあって、意見は自由に発信できるし、共感してくれる可能性のある人数も計り知れない。

そういう発信をダサいと思わない環境になるといいと思う。

実際問題、ツイッターとか、インスタ、ブログみたいなSNSに発信した一個人の意見が実際の政府とかの政策に反映されることはほとんどありえないけど

その一個人の意見が違う人の共感を呼んで共感の連鎖を起こして大きな意見になる可能性は十分にあるやん?って話!

肝心なことは問題意識のある人が発信することだと思う。

でも当然のことながら、相手を批判や中傷することを目的にした発言は何も意味をなさないということは念頭に置くべきだよね!

自分の意見を発信しながらある意見に対して疑問や正しくないと思うことを指摘することに全く問題はないけど、批判を目的にしては意味がないってことは注意必要!。

これがうまくできればネットが当たり前の今の大学生くらいの人たちが社会をリードする頃には数倍良い状態が実現できると思う!


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