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【履歴書2行の重み】

「転職が以前よりも文化的に当たり前になってきていますが、
 流行りものとしての活動にならないように向き合うことが大事ですね。」
という内容を昨日書かせていただき、専門性(社外でも通用する経験)について簡単に触れましたがその延長です。

一つの専門性を高めるにも時間は必要です。
1~2年で環境を変えることでリフレッシュすることができるかもしれませんが、客観的にみて短い印象は否めません。

もちろん「もともと2年でここまでの実績をつける」という意思に基づいて
身を移される方もいるかと思いますが、
残念ながら後付けでこういった文言を使ってしまう方もいるかもしれませんね。

これが起こる背景は入社前の情報収集が足りない、
比較検討が不足しているということもありそうです。

理想はオファーを複数テーブルに並べて熟考することですが、
複数内定を獲得できる場合とそうでない場合に二極化してしまいます。
その際にいずれも現在在籍している企業と「冷静に」比較することが大切です。

そのためにも面接などの後には自分でまとめておく項目はこういったものになります。
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【面接後まとめておくと便利な情報】
①面接官のお名前
②大枠の流れ(質問項目)
③所感<Good><More><Bad>
④志望順位と理由
⑤大切にしたい軸での比較
  ※特に③~⑤は大事ですね。
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承諾期限を区切られてから比較するのではなく、
各面接直後にまとめておくと決断もスムーズですし
できる限りの情報を常に集めるので入社後の齟齬を限りなくない状態にできます。
本当に「2年でここまでの実績を付けたら転職をする」という計画をもって活動していると
一層粒度の高い所感などと向き合うことになります。

決断ではなく、安易に判断をしてしまうことで
ジョブホッパーとならないように注意が必要ですね。

2行の重みは後々について回ることになります。

今回は転職をする人目線のお話でしたが、
企業も採用をする際に人の履歴書の2行の重みを意識して
採用や社内環境の整備が必要ですね。

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