
読みやすい文章を書くポイント10選
仕事やnoteで文章を書く機会が増えてきました。実際に自分が書いた文章を見ると読みづらいことが多々ありました。そこで、読みやすい文章はどんな共通点があるのか?「読みやすい文章」「読みづらい文章」の違いは何か?について調べたので、言語化していきます。
そもそも、読みやすい文章とは何か?
誰が読んでも理解しやすい文章のこと
と定義します。
ーーー 全体像 ーーー
①文章の構成を考える。
誰に、何を伝える文章なのかを考える。
この幹の部分が決まっていないまま書くと、読んだ後に結局何が言いたかったんだろうとなってしまいます。
この幹の部分である「誰に」「何を」伝えるかが決まってしまえば、あとはそれを裏付ける理由・根拠や具体例を説明していけばいいのです。
具体的には、世の中にはフレームワークがあるので、それに従うのも良いと思います。
1)PREP法
Point:結論
Reason:理由
Example:事例
Point:まとめ(結論)
2)SDS法
Summary: 概要
Detail: 詳細
Summary: 再度まとめ
②1文を長くしない
句点までを長く書くことはしない。主語・述語・修飾語の関係が複雑になり、読み手理解までに時間がかかる。視認性も下がる。
1文を長くすることのデメリットは、主語と述語が遠くなってしまい、1文の骨組みが見えづらくなってしまいます。
よくありがちなのが、一文を長くしてしまいすぎて、主語と述語が対応していない場合です。
目安として、1文は、40字〜60字くらいが良いでしょう。
※視認性とは
「目で見たときの確認しやすさ」の度合いです
③伝えたいメッセージを絞る。
慣れるまでは、1つの記事に複数のことを伝えようとせず、1つから3つくらいに絞りましょう。
④主語と述語が対応しているかをチェックする
②の1文を短くするに近いですが、主語と述語がしっかりと対応しているかどうかを確認しましょう。
文章を長くしてしまうことで間に修飾語などがたくさん入り、読んでみると主語と述語が対応していないことが見受けられます。
一文にたくさんの内容を入れてしまい、結局何が言いたい一文かわからなくなってしまう。
⑤文末表現について
文末表現も気をつけないといけません。ずっと「です」「です」と同じ表現を続けてしまうと冗長で稚拙な印象を与えてしまいます。
基本は「です」「ます」調で統一して、「体言止め」「問いかけ」など他の表現を用いながら変化をつけるのがいいでしょう。
「語尾をかぶらせない」ことで文章のリズムが格段によくなると思います。
⑥適切に句読点を使う
適切な句読点の位置とは?これは、絶対の正解はないです。句点をつける場所によって、意味が変わってしまったりします。
ただ参考にまで、目安のパターンを記載しておきます。
1)主語の後
「私は、マーケティングの仕事をしています。」
2)時間・場所・方法を表す語句の後
「ご来店の際は、必ずご予約ください。」
3)理由と結論、原因や条件と結果の間
「文章を書くことが苦手だったので、毎日3つnoteを執筆した」
4)逆説や対比の関係の間
「普段ならレジは1階ですが、工事中なのでレジが2階に移動しています」
⑦難しい表現は使いすぎない。
専門用語などはなるべく避けましょう。専門用語があると、自分の中では当たり前でも、読み手側は知らないケースがあります。知らないことがあると読み手に負荷をかけてしまい、相手の理解を正しく促すことはできません、
つまり、読み手のことを考えると、あえて難しい言葉を使うことは不親切なので、できるだけ簡単な言葉使いをしましょう。
自分が話して頭がいいなと思う人は、相手が持っている知識量を把握(予想)していて、相手が理解できる範囲の言葉や知識レベルで話ししているなと思うので、常に相手を考えることが重要だと思います。
⑧見出しをつける
見出しをつけることによって、読み手にこれから何を言いたいのかという方向性を相手に伝えられます。すると、読み始める前に頭の中でテーマが整理ができるため、理解が速くなります。
⑨改行
改行をきちんと入れることです。
目安は、3行程度。長くても5行まで1つ改行をするのがおすすめ。ずっと改行がない文章だと読む気が失せてしまいます。また、パッとみたときの視認性も下がります。
⑩音読して読み返す
音読することによる効果は大きく2つかなと思っています。
1つ目は、誤字脱字に気付けること。
2つ目は、文のリズムに気づくことができます。
実際に声に出すことで、「同じ文末表現を3回使っているな」とか「ここなんかひっかかる」など違和感に気付きやすくなります。
まとめると共通して意識すべきことは、この2つかなと思います。
①読み手側を考えて、書くこと
②視認性を考える
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