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ふたりの女王 メアリーとエリザベス

正直めちゃくちゃ歴史に詳しいわけでも興味があったわけでも無かったので、逆にこの映画を通してこんな事があったんだ!と今更ながら新鮮に感じていました。

メアリーとエリザベス、同じ女王という立場で分かり合える点もあるが故に仕掛けられる戦略。こんな酷い時代を自分の意思を貫いて懸命に生きた人がいるんだと尊敬しました。誰をいつどのタイミングで信頼し、また見放すかの繰り返し。自分なら頭が狂いそうになるほどのプレッシャーや周りからの敵対心。そして休む余裕などなく、その辛さはほぼ永遠に続くようで観ていて胸が締め付けられた。

そしてラストシーンでその全てを改めて感じながら最後まで自分を貫くメアリーに、どうする事もできない苦しみを持つエリザベスに心を動かされました。

シアーシャ・ローナンとマーゴット・ロビーの美しさはもちろん演技も半端なく素晴らしくて完全に心を奪われました。それに衣装や髪型も可愛く美しく、当時の雰囲気を感じられて素晴らしかったです。

*画像はすべてIMDdより

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