iOSにおける自動テストの本がでます

お久しぶりです。

今度、次の本が出版されます。
これはiOSにおける自動テストに関することを幅広く扱った本になります。

テスト本といえば、他にもなかったっけ?という方もいるかと思います。
上記の本以外に、次の本がPEAKSさんで現在進行中です。

そこで、本エントリーでは次について説明をしておきたいと思います。

* iOSアプリ開発 自動テストの教科書はどういうもの?
* その本はどういったことが書かれているの?
* 2冊はそれぞれどのようなターゲット層なの?


「iOSアプリ開発 自動テストの教科書」とは

iOSアプリ開発における入門書はいろいろとあり、定期的に出版されています。しかし、自動テスト周りにおいては日本語だと2014年出版の「iOSアプリテスト自動化入門(長谷川さんの本)」以来は特にありません。

また、インターネットにはいろいろな記事が増えてきましたが、まとまった形であるわけでもありません。

自動テストに関するものは幅が広く、それらに対して知るというのはなかなか大変です。

そこで、そのような自動テスト周りにおいて「どういったものがあるのか?」「どういったことができるのか?」という最初のステップとして本書が役にたてばというものです。

「iOSアプリ開発 自動テストの教科書」で書かれていること

Amazonなどの目次を見ていただくと、どのようなことが書かれているかが分かるとは思います。

目次にある通り、本書では幅広く扱っていて、次のようなことを書いています(実はこれ以外にも細かいtipsを扱った章もありましたがページ数やスケジュールなどを考慮し削除しました)。

* 自動テストとは?
* 単体テスト(XCTest、OSS)
* UIテスト(XCUITest)
* fastlane
* CI/CD(Bitrise、CircleCI)
* デバッギング

「どういったものがあるのか?」「どういったことができるのか?」を伝えるために幅広く書いています。

2冊のターゲット層

上記で中身を説明したとおり「iOSアプリ開発 自動テストの教科書」は自動テスト周りにおける入門書を想定しています。

そのため、主に次のような方を対象読者としています。

* 自動テストをまだあまり書いたことがない方(で興味がある方)
* CI/CDサービスをまだ導入していない方(で導入したい方)

本書が自動テストやCI/CDをはじめるための第一歩の一助になれば嬉しいかぎりです。

「iOSテスト全書」はPEAKSのサイトにも書かれていますが、主に次のような方を対象読者としています。

* テストについて興味はあるがどうしたらいいかわからない方
* テストについてもっとよい書き方があるのではないかと悩んでいる方
* テストにもっと強くなりたい方
* CI/CDサービスをもっと活用したいと思っている方

つまり、上記の「もっと」の箇所部分がiOSテスト全書となります。

この「もっと」の箇所にどこまで踏み込めた内容を書けるかは、まだまだ執筆中で悩んでいるところではありますが、もう一歩先の情報を共有できればと思っています。

おわりに

Test Nightをはじめた頃(2016年)と比べて、アプリ周りのテストも話題にあがることが増えたように思っています。

この2冊がみなさまの役に立つかは、正直不安なところではありますが、この本が何かしら役に立って、このテスト界隈がもっと盛り上がれば嬉しい限りです。



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