いきなり!ステーキは幻の味が2種類存在する。

いきなり!ステーキは熱々な鉄板にステーキがあちちあちちと運ばれてくる。そしてステーキソースで更に温める。

ステーキソースが弾ける音と共に焦ってしまいステーキはお好みの加減を通り越してしまう。

ステーキソースの調整ができずステーキソースが多めのステーキになってしまい何かが違うと考えていた。

そして私は閃いた。

最初に何もつけずに食べればいいのではないか。

試してみた。

まずステーキソースはつけずにお好みの加減にする。そして食べる。

うまい!これは塩とこしょうと香辛料。だけではない。調理場で焼いた時のステーキの旨味成分なのだろうか。

ステーキソースを鉄板にフランベし、香り付けをする。

そして更にステーキソースを。

いや、待てよ。これだと普段と変わらないのでは。

また焼きすぎてしまうのではないか。

取り皿を一枚もらいお皿にステーキソースだ。

いい具合に焼けた。ステーキをディップして食べる。

焼き肉スタイルだ。

うまい。ステーキソースの味でしょっぱくなりがちだったがこれならステーキとステーキソースの味がしっかり味わえる。

食べ方を変えるとこんなに味が違うのか。

私は最初にステーキソースをつけずに食べ、そして取り皿にステーキソースをディップして食べる。

幻の味2種類の存在に気づいた。




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