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【東京メトロ銀座線】駅が魅力、庶民の街「上野駅」

40代の自営業の男性Jさんから上野駅周辺について貴重な情報をお寄せいただきました。Jさんどうもありがとうございます。

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週末探訪:東京メトロ銀座線

黄色い電車でお馴染みの、渋谷と浅草を東京の主要部を通り結ぶ東京メトロ銀座線。浅草から上野までの区間は1927年に開通した日本で最初の地下鉄です。銀座線には19の駅がありますが、今回お勧めしたい駅はズバリ、「上野駅」です。

東北新幹線等の新幹線や上野東京ラインの開通により薄れましたが、「上野駅」はある年代より上の世代には特別の響きと意味を持つ駅です。JR上野駅は今ではすっかり普通の駅になりつつありますが、かつては北への玄関口。東北や上越への列車がひっきりなしに発着していました。そして、東北や上越方面から東京へ出てきた方々が最初に東京の土に触れる、特別の駅だったのです。石川啄木が故郷を懐かしんだのも上野駅です。地平ホームの15番線と16番線の間に歌碑が立っています。

また上野駅には様々な作品が掲げられています。中央改札上には猪熊弦一郎の壁画「自由」をはじめ、構内には朝倉文夫のブロンズ像や、平山郁夫制作のステンドグラスなど、往時の栄光を偲ぶ広い構内に点在しているので、お時間のある時に探してみてはいかがでしょうか。

上野といえば「パンダ」を思い出す方もおおいでしょう。上野駅にも「ジャイアントパンダ像」があります。実物よりかなり大きな「ジャイアントパンダ像」はかつて2か所ありました。今では一か所にまとめられ、大きな「ジャイアントパンダ像」と小さな「ジャイアントパンダ像」が一緒になって、親子パンダとか呼ばれてるみたいですね。本物は上野公園の中にいますので、じっくりとご覧になってください。

上野といえば「アメ横」。年末になると東京の風景という感じで築地場外とともに中継される場所です。地方在住者でも、「安い店が集まってる街」に認識がある街ですが、実際はいいものが安く買える商店街で、啖呵売なんていう商売は今やアメ横くらいでしか見れないかもしれません。アメ横は食品や正月用品だけでなく、化粧品や洋服なんかも安かったり、マニア向けの専門店なんかがあったりして楽しい街です。

アメ横の逆サイド。JRを挟んだ反対側ですが、こちらは宝飾の街だったりします。日本唯一の宝飾品専門の問屋さんが集まっています。問屋さんですから当然、プロ相手のお店ですが、お店によっては小売りをしていたり、一般のお客さんの要望に応えてくれる店もあります。ただ、原則プロ相手のお店ですので、忙しいときは遠慮して、空いてる時間に訪ねてみると、思わぬ出物に会えるかもしれません。

上野で是非とも訪ねて頂きたいお店があります。宝飾やアメ横のお店ではありません。今ではカレーの添え物でお馴染みになっている「福神漬け」。この「福神漬け」の元祖のお店が上野にあります。酒悦の「福神漬け」は高価でもなく瓶詰なので気軽に買って帰れます。瓶詰の酒悦の「福神漬け」は、あちこちで買えるので、「わざわざ本店に出向いて買う必要なんてないじゃん」と思われるかもしれません。実は本店にしかない浅漬けなどの商品が多数あります。通販でも買えません。

老舗のお漬物など、一度賞味してください。ご飯の友に、お酒の肴になること間違いなしです。当然、元祖福神漬けもご一緒に。

酒悦本店
東京都台東区上野2-7-11
TEL 03‐3458‐5371
営業時間 午前10時~午後8時

まとめ


「好きな東京の地下鉄」ランキングでトップに輝いた東京メトロ銀座線ですが、体験談からも分かるようにどの街にもそれぞれの魅力があることが伝わりますよね。

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