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個人的に新人に教えたい3つこと

一回で覚えなくていい

「よく一回で覚えろ」とか、「同じことを聞くな」って聞くけど、躍起なって頑張らなくていい。超人じゃない限りはまず無理。言っている本人はできているつもりかもしれないけど、今まで生きた中でできている人は少ない(先輩や上司も含めて)。逆に加齢で忘れやすくなると思うし、それ前に説明しましたよっていう場面はやっぱりある。
ただ、できないよりかはできた方が重宝される。気持ちの問題で教える側にとっては同じことを聞かれると回を重ねる毎に億劫に感じる。それがやがて怒りになる。にんげんだもの。
性質の差で得手不得手はあると思うが教えられる際はならべく次は聞かない工夫をしたらいいとアドバイスする。自分の場合は単にメモを取るのではなく、マニュアル化する。目的のないメモは大体後で見ない。何を見ればいいかわからなくなるから。聞きながら全部書き起こすのは無理だから自分の忘れそうなポイントだけメモして、そこから次回も同じことができるようにマニュアルにまとめる。そして、すぐ引き出せる様に索引をつくる。手書きの場合は難しいと思うが、メモの一覧を作って検索すれば出てくるようにするれば後々楽になる。可能であれば他の人にシェアすれば自分の株もあがる。
もちろんこれを実践しろと言うわけではないが、大事なのは自分で考え工夫し行動することである。

失敗を恐れないで色々やってみよう

そりゃ、何事も完璧にできることに越すことは無いけど、失敗のない人間なんているのだろうか。願わくば失敗しても怒られない組織に属していて欲しい。(程度にもよるが)
失敗に対してただ罰を与えたり、目くじら立てて怒鳴って終わるのは良い環境とは言えない。次同じ失敗をしない改善のアドバイスや努力する(させる)べきである。
話は逸れたが、出る釘は打たれる環境に居ようとも恐れずチャレンジして欲しい。教える側からするとできることが増え成長を実感すると嬉しいものである。成長してもなお妬まれるのなら素直に環境を変えることも視野に入れよう。社会は一人では生きていけないが、生きていくのは自分である。世界は広い。わざわざ狭い社会で過ごす必要はない。

目標を立てよう

目標は努力の指標になる。逆に目標がないと頑張れなかった。何をするか分からなくなる。
目標を立てたなら実現をするための細かいタスクを決めよう。例えば40歳までに社長なるという目標を立てたとする。そこから社長になるために必要なものやスキルを逆算で考えてみる。30歳までには経営の知識を学ぶ。35歳までには1000万資金を貯めると言った風に大きな目標から小さな目標を節目に設けるようにすれば、自分があとどれくらい頑張らなければいけないか具体的になる。後は速めに達成すれば繰り上げればいいし、達成できなさそうだったら下方修正すればいい。そこは自分の匙加減である。
もちろん、目標はなんでも良い。結婚するや素敵な家庭を作るでもなんでも。大事なのは自分が人生において大切にしたいことでいい。
成功している人も結局色んな失敗の積み重ねて、その上で突き進んでいるだけのことである。スポットライトが華やかな部分にしか当たっているにしか過ぎない。誰になんと言われようと自分で変な枷を作らず、可能性を信じて。

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