TAOTAO:FY19のまとめ
TAOTAOの荒川です。
ようやく開業初年度についてまとめを書き起こすことができました。
弊社ではAllHands(オールハンズ / 全社集会のようなもの)を月に1度開催することとしているのですが、4月末にはオンラインで開催しました。今回は、そちらで私から社員向けに説明した資料の一部を共有させていただきたいと思います。
暗号資産(仮想通貨)の取引を行う方、あるいはこれから行うことをお考えの方の何かのお役に立てればと思う次第ですが、同時に、会社の成長や足踏みの状況を記録することも有意義と考え、毎月の報告に加えてお送りします。
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毎月の報告においては、各月の取引口座数(報告対象の1ヶ月間に1回以上お取引のある口座数)をご報告していましたが、このグラフは「開業した2019年5月30日から2020年3月31日までの間に一回以上、現物またはレバレッジ取引のある口座数」を累計で示したものです。2019年5月末時点で約900口座、6月末には約2,800口座、、、となって、2020年3月の年度末までに実に7,000人をこえるお客様にお取引いただきました。本当にありがとうございました。

実は私自身、弊社では現物とレバレッジでは取引者数は後者の方が多いと思っていたんです。ところが実態は現物のお取引をいただいたお客様の方が多く約5,200口座。一方でレバレッジ取引は約4,200口座となりました。

このグラフは各月の取引口座数です。
こちらは毎月ご報告させていただいている数字になりますが、現物またはレバレッジ取引のあった口座数を改めて各月の推移で見るとこのような形になります。
これには新規に口座を開設いただいた件数の推移も大きく影響していると考えています。TAOTAOでは、開業前の2019年3~5月の間と、Binanceとの提携検討に関する発表をさせていただいた2020年1~2月が多かったのですが、その後の期間の取引口座数にも作用しているように見えます。
いずれにせよ、2020年3月時点では3,000人を超えるお客様にお取引をいただきました。

毎月の取引口座数について、現物取引とレバレッジ取引でそれぞれ見てみるとこのような推移になります。前述の累計での推移と異なり、各月の値でみるとレバレッジ取引の方が数が大きくなっています。やはりお取引いただく間隔・頻度がそれぞれ異なるということと思います。
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こちらは現物取引とレバレッジ取引の額について累計したものです。
2019年5月末時点では7億円、6月末時点では約250億円、、、となり、初年度は実に5,500億円をこえるお取引をいただきました。
(通常、あまりこういったものを累計のグラフには表現しないのですが、この累計の金額が嬉しかったのであえてお示ししています笑)

レバレッジ取引の2020年2月度が単月1,000億円となり初年度のピークとなりました。翌3月度においては、当該月のレポートでも書いた通りですが3月12日の相場変動を過ぎたところからかなり取引が減少し、約700億円となりました。
一方現物取引の方は、2019年6月・7月に一部のお客様によるお取引をいただき14億円・22億円となりましたが、その特殊要因を除くと、2020年1月・2月・3月と取引が伸びていきました。この頃はビットコイン価格が上昇する期待が大きかった時期だったように思います。
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お客様の未決済建玉(OI / Open Interest)について、各月末時点での推移をまとめたものです。原則毎営業日に私がTwitterで投稿させていただいていたり、弊社TAOTAOのアプリ等で「Trade Brotter(トレードブロッター)」を通じてビットコイン建玉の価格帯ごとの枚数についてお知らせしていましたが、こちらは、レバレッジ取引の全銘柄の買・売それぞれを足し合わせた(ネットしていない)ものを円貨にて評価したものになります。
弊社では2020年3月の後半を除き、ほとんどの時期においてお客様の買建玉は圧倒的に買が優勢でした。2019年6月と2020年1月〜2月がそれぞれ山になっていますが、やはり価格上昇の期待をそのまま表現した形になっているように感じています。

こちらは弊社としてお出しするべきか非常に悩んだグラフです。
793口座・18.9%というのは、先にお示ししているレバレッジ取引の累計取引口座数(2020年3月末時点で4,199口座)のうち、2020年3月末時点で利益を出していた口座の数と割合ということになります。
2019年5月末時点では87口座・36.0%(87口座 / 242口座 = 36.0%)であり、2019年6月末時点では309口座・25.2%(309口座 / 1,227口座 = 25.2%)という形で推移しています。
もう少し具体的に申し上げると、各月末において、それまでに1回以上レバレッジ取引を行っていただいた口座に対して、累積の実現損益(建玉の決済時に発生する損益)と、当該時点での未決済の建玉に対する評価損益(各銘柄の価格変動による新規約定時点との差損益)を加えたものということになります。したがって、前述の793口座というのは、年度末時点において、それまでにレバレッジ取引を実施いただき、その時点で利益をあげられていた口座の数ということです。弊社ではレバレッジ取引ではビットコインが最も選ばれた銘柄でしたので、この割合の推移は特にビットコイン価格の上下動の影響を強く受けていることがうかがえます。
最後に、この18.9%が大きいのか小さいのか、という議論があると思います。
TAOTAOでは比較的長期にわたり建玉管理料の無料キャンペーンを実施させていただいておりましたが、一方で、スプレッドの値については非常に多くのご意見を頂戴してきました。また、2020年3月12~13日の相場変動時には、取引ツールが「停止している」といったご批判もいただいています。(いずれも、過去にnoteで弊社の考えを述べさせていただいています。よろしければご参照ください。)
弊社としてお客様に最良の取引環境をご提供できていたかというと、先ずその点については反省の余地もあれば、同時に改善の余白も大いに残されていると自覚しています。より便利な取引環境の整備とあわせて今後も努力を重ねていきたいと思います。
一方、TAOTAOが取り組んできた「お客様にとって、取引や取引所選びの一助となる情報のご提供」「透明性の高い経営」ということについて、このグラフに良い影響を与えられるだけのものであったかどうか。なかなか数字として表現するところが難いところでありますが、一部のお客様からはご好評をいただいていたとの自負はありながらも、まだ世界のスタンダードに比してむしろ発展途上であるという認識も新たにしたところであります。
手元の集計ではありますが、関連する実績として以下記載しておきます。
(集計期間:2019年5月30日~2020年3月31日)
・TAOTAO公式Twitterアカウントのツイート数 211件
・荒川Twitterアカウントのツイート数 733件
・回答したpeing質問箱の質問数 271件
・noteで公開した記事数 15件
以上となります。
引き続き、お客様に信頼いただける安心安全なサービスの提供に努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
また本件に関しましてもご意見・ご質問があれば遠慮なくお寄せください。

