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事業立ち上げで不安な小心者の決意

2か月間にわたってプランニングしてきた技能実習生の失踪問題を解決する事業をそろそろ走りだすことができそうだ。

2か月間も何かの計画に時間を使ったことなんて人生で初めてで、すぐに動き出したくなる性格の僕にとっては本当に長い2か月間だった。
同期と朝から晩まで議論して、やっと見えてきた事業の走りだし。ずっとずっとこの瞬間を目指してやってきて、動き出したくてたまらなかったはずなのに、僕は今すごい大きい不安を抱えている。

不安を抱えたときっていうのは、きちんと向き合ったら自分の成長につながることが分かっているから、今回はこの不安を言葉に落とし込もうと思う。

2か月間の意識と学び

2か月間やったことはヒアリングと議論の繰り返しだった。そこで僕はいろいろなことを学んだと思う。
まず、プランニングで必要なエッセンスを学んだ。ビジネスを立ち上げるうえで不可欠なSTP、4P。本を読んで名前だけ知っているものだったのが、実際に事業に落とし込むための武器になった。

他には、論理的思考力や解決策を出すまでのスピードが上がったと思う。議論の際には「なんでかっていうと~」「解決策は~」をつけることをセットに話すことを心掛けた。口癖は思考の癖に、思考の癖が変わればできないことができるようになることを知った。

今までは何となくやって、何となく失敗してたところが、仮説→行動→検証→改善のプロセスに落とし込んで考えられるようになったのも大きな変化だと思う。これは今後自分が事業を回していくうえで一番の武器になるんじゃないかとすら思ってる。

チームのメンバーからのフィードバックはとてもうれしいもので、○○がダメだったけどできるようになってきたね、と言われることも増えていった。

事業立ち上げの不安は何から来ているのか

2か月間で自分が変わったことを実感しているのに、なぜ今僕は事業立ち上げのタイミングで不安を感じているんだろうか?

たぶん、2か月間積み上げたものがあるからこその不安があるのだと思う。プランニングのタイミングではできるようになったことが増えていったから、失敗することも減っていったし、恥をかくことも少なくなった。だけど、今から事業を回していくとなると、2か月間の積み上げなんてたぶん通用することの方が少なくて、自分の力不足をたくさん痛感するんだと思う。
僕はこれに怯えている。

今朝聞いた、ボーダレスラジオで聞いた言葉に勇気をもらう。
「壁にぶつかったときの壁の上り方が分かればいい。」
たぶん今からの事業で壁にたくさんぶつかるんだと思う。一個一個逃げずに丁寧に壁を登ればいい。
事業立ち上げて大変なことがあっても、これを思い出してあきらめずにやる。


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