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いぬみみ舎のはなし no.1 ー文学フリマ東京を振り返り、つぎの一歩にそなえる

先日、2020年11月22日、文学フリマ東京に遊びにいきました。私、つぎの文学フリマに参加したいので、そのための視察の意味もありました。出店名はもう決めています。「いぬみみ舎」といいます。よろしくお願いいたします。ちなみに、ドッグイア(Dog ears、Dog-ear)とは、なにか気にいったページをみつけたときに、本や雑誌などの角を折り曲げたりしますよね、そのページの隅の角折れのことです。

今日は、文学フリマに遊びにいって気がついたことを記録し、つぎにそなえたいと思います。

まず、ひとつめ。大きい目のフォントでざっくり分かりやすく内容を伝えた、ポップもしくはポスターをつくること。私なんかは、どんな内容かざっくり知りたいけど、あんまりブースに近づくのはなんかドキドキしてしまうんですよね。好みじゃなかった場合にすぐに離れるのはなんだかなぁと妙な気遣いをしてしまうし。そんな気遣いはいらないですよ、と出展者の方は思われるかもですが、これはどうも性分で。

ふたつめ。チラシをつくる。たぶん、初めての出店のときはなかなか手にとってもらうのも難しいかなと思うんですよ。だから、いつかのときのために、チラシをつくろうかと思います。実際、会場ではいろんなチラシが用意してありました。そのなかで気になったのは、はがきのチラシ。はがきの文面に小説の一部が印刷してあって、なんだかおしゃれだったんですよね。ああいうの作りたいな。

みっつめ。声をあんまりかけない。これは先の話なんですが、私は声をかけない出展者になろうかと思っております。文学フリマで声をかけられていやだったからとかそういう話じゃあないんです。会場で、一緒に行っていた夏(彼氏です)が、エログロ冊子に囲まれて、お客さんには目もくれず、ただひたすらに将棋の本を読んでいる年配の男性をみつけたんですよ。そういう接客もありかと思ったので、私は無理せず、好きな本をもって文学フリマに挑もうかと思っております。

さいご、よっつめ。装丁を楽しむ。同人やZINならではの楽しみといえば、本屋で売っていないような装丁で冊子を作ることができるということ。もちろん予算のこともあるので、できる範囲になりますが。今回、遊びにいってみて、本屋で売ってあるような文庫の形をした装丁よりも、オリジナリティあふれる装丁に惹かれたんですよね。色とりどりの紙に詩をのせて、サンドイッチの形にカットして、かわいい糸で綴じた冊子とか、かわいかったなぁ。あと、マジックでタイトルを書いて、コンビニで印刷したものをまとめたものさえ、味があるなと思いました。表紙に穴をあけたり、いろいろ楽しみたいですね。

ということで、今日から不定期に、いぬみみ舎の活動についてnoteに報告していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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