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自己紹介

初めまして。2020年、年男の永沢よしおと申します。

簡単に私の自己紹介をさせていただきます。

まず、現状からお話しすると、私は今、大手食品メーカーで研究開発を行っています。仕事の内容は、新商品開発を主に行っております。

私が数ある多くの仕事の中からこの仕事を選んだ理由は、いくつかあるのですが、大きく決めてとなる私にとっての軸があったからです。

その軸が何かというと、「手料理」ということに私がとってもとってもこだわっているからです。

なんでこだわっているのかは、学生の頃に話が戻ってしまうのですが、私にとって母子家庭で育ったことが大きいかなぁって自己分析しています。

私の生い立ちは、母子家庭では育っているのですが、高校1年生までは祖母も一緒に同居していました。なので、仕事に出てお金を稼いでくれる役割が母、家にいて料理や洗濯などの家事をしてくれる役割が祖母といった感じで、普通の家庭と同じように家族としての機能は果たしていました。家に帰れば、祖母がご飯を作って待っているし、母が休みの日は、一緒にキャッチボールをして遊んでくれて、父親が母、母親が祖母といった役割でした。

しかし、高校1年生になると祖母とは離れて暮らすようになりました。

理由は、シンプルに母と祖母の馬が合わなかっただけなのですが、祖母とは離れて暮らすようになりました。

さて、そこで困ったことが起きました。家族の機能として、仕事に出てお金を稼いでくれるのが母、家事をしてくれるのが祖母でしたが、家事をしてくれる祖母がいなくなったわけです。

もちろん、母も家事は力を入れてしてくれますが、なにせ休みなく仕事が忙しい人でしたので、なかなか家に帰って料理が作って待っているなんてことはなかったです。その分、お金が置いてあり、お弁当やお惣菜を食べることが増えました。

当時は、なぜかそれがすごい寂しかったんです。お弁当もお惣菜もおいしいのですが、すごい寂しかったのを覚えています。

その時、「手料理」にすごい価値を感じました。学校から帰ってきたら祖母が作っていてくれた手料理が、実はものすごい価値があったことを高校生の頃に強烈に感じました。

それからは、仕事で遅い母の代わりに私が料理をするようになりました。

しかし、料理を始めた時に、皆さん感じたことはあると思うのですが、時間がめっちゃ結構かかりますよね(笑)。

野菜切るのも大変だし、ハンバーグやギョウザなんて作ろうなんて思ったらゆうに2時間は超えてしまっていました、、、。そのくせ、食べる時間は10分ぐらいで全部食べてしまうので、馬鹿馬鹿しく思っていました(笑)。

そんな経験を経て、「手料理」+「時短」の価値を信じて、この価値をより多くの人に届けるために、ある程度事業規模のある食品メーカーを選んで仕事をしている現状であります。

しかし、人生とはうまくいかないのが世の常ですが、私が現在取り組んでいる仕事は、「手料理」の価値を届けることとは少しかけ離れているのです。

コンビニや飲食店向けに新商品の開発を行っているのです。

私が寂しいと感じた、お弁当やお惣菜を作っているわけなんですが、そうはいっても仕事ですので、ここで学べることはすべて吸収して会社の売り上げに死ぬ気で貢献するつもりです。

なので、当面の目標は、「寂しい」と感じさせないお弁当やお惣菜を作っていこうと思います。

自分の商品が形になりましたら、皆さんにも食べていただけたら幸いでございます。












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