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2016年10月沖縄離島旅:前編


10月後半、昨年に引き続き二度目の沖縄旅行に行ってきた。

前回は本島のみだったが、今回は西表島と石垣島の離島めぐりがメイン。

【1日目】

とはいえ石垣島に行くには那覇空港からの乗り換えになるので、1日目の朝に沖縄本島に着き、夕方までの乗り換えの間にしばし本島を観光した。

前回来た時も今回も雨女の幼馴染との旅行だったため天候に不安を抱きつつの上陸だったが、今回は快晴に恵まれたため、もう彼女を雨女と呼ぶのはやめようと思った。

本島では国際通りをぶらっと観光した後、海が見たいという話になり一番近場にある「波の上ビーチ」へ向かった。国際通りから歩いて行ける距離ではあるが、何気に遠かった。

波の上ビーチはオフシーズンということもあり人もまばらで、足を海につからせてビーチを歩きながら泳ぐ魚を眺めたりしてゆったり過ごすことができ良い。

再び那覇空港に戻ると石垣島へ向け再び飛行機に搭乗。

ソラシドエアに乗るのは初めてだったが、機内の席などいろいろデザインがかわいく乗っていて楽しかった。機内サービスドリンクのあごゆずというスープがとても美味しかった。

石垣島に着いた頃にはすっかり日も暮れており、バスで石垣港ターミナルへ30分ほどかけて移動した後、晩御飯を食べ初日はホテルパティーナにて宿泊した。

晩御飯は一魚一会という地元料理が食べられる居酒屋にて、海ぶどうなど地元ならではのご飯を堪能した。リーズナブルで美味しく、お店に入った途端三線の民謡がはじまったり乾杯コールがあったりなどTHE沖縄の居酒屋が楽しめる。

パティーナはとにかくありえないほどアメニティが充実しており、朝ごはんも美味しくかなりオススメ。すぐに眠りについた。

【2日目】

この日は終日西表島の観光ツアーを予約していたのだが、けたたましい雨の音で目が覚めた。これはもう今日はツアーはないかもしれない…と気が重いまま準備をしていたところ、1時間ほどで天候は回復した。

沖縄の天気は変わりやすいとよく耳にするが、ほんとにそうだった。

チェックアウトを済ませ石垣港離島ターミナルでツアーの受付を済ませ、フェリーで西表島に移動。大体40分くらいで着くが、めちゃめちゃ船を飛ばすので行き帰りとも酔った。酔いやすい人は酔い止めを飲んでいこう。

普段インドアの人間だけど旅先だと急にアウトドア人間になるので、マングローブと大自然トレッキングカヌーツアーという一日中フルタイムのツアーに参加した。やまねこツアーというロゴがなんともいえないツアー会社である。

最初はボートでマングローブ林を案内され、生まれて初めてのマングローブに感動しつつ1時間ほど観光した。

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その後は観光バスに乗り込み次の目的地である水牛に乗れる場所に30分ほどかけて移動。

ボートの運転兼ガイドとバスの運転兼ガイドが同じおじさんで西表島のおじさんすごいなと思いながら島の話を聞いていた。

西表島は島の9割が国有地で、人が住んでるエリアはとても狭く人口が2000人ほど。最近になって信号が初めてでき、島の名物ですと言っていた。

また、台風が来ると必ず停電するらしく、慣れている島民は台風前に冷凍食品を消化し(冷蔵庫の電気も止まるので)、停電期間中はインスタント食品などで生活するとのこと。

水牛乗り場につくと引き車に乗り込み由布島まで牛が引いていってくれた。

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初めて見る水牛に興奮しつつ海の上を生物に引かれて進んでいくのは新鮮で、良い体験だった。

由布島滞在可能時間は20分ほどでかなりタイトだった。軽く島を一周し、黄金の蛹で有名なオオゴマダラを見たりした。

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それからまた水牛に引かれ西表島に戻る時に見た海の中に電柱が立っている風景が、私は千と千尋の神隠しで海の上に電車が走っているシーンが猛烈に好きだったのでなんだか感動してしまった。

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水牛も性別によって力の差があるようで、オスは早いけどメスはゆっくりだった。

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その後はツアー用のランチ弁当を食べ、いよいよトレッキングとカヌーが始まった。同じコースの参加者は10名だったので、最初にトレッキングをするかカヌーをするかでグループが分けられ1名ずつのガイドがついた。

私たちは先にトレッキングをするグループで、親子、高齢のアウトドアに慣れてる女性、私と友人のメンバーだった。

初対面メンバーだったが、ガイドのお兄さんと共に西表島のジャングルを進み、植物についての解説やトカゲに触れたりして、最終的に渓流にて全員強制飛び込みイベントをさせられたことによって謎の一体感が生まれていた。

川に飛び込んだのなんて小学生以来だよ…とはいえとても楽しかった。

その際ガイドのお兄さんから現地の食生活の話を聞いたのだけれど、やはり遠い島なので野菜などが馬鹿高いらしく、自給自足を高めていってるようだ。

魚をとるのは序の口で、最近では野菜を育てており、森では猪狩りをよくするんだけど森で血抜きするか森を抜けてから血抜きするかで迷いどころというなんとも自然溢れる悩みを聞いた。

トレッキング後はこれまた初めてのカヌーに挑戦した。私は幼馴染と来ていたので二人でひとつのカヌーに乗ることになったんだけれど、これがもう息を合わせるのが難しくてよく茂みに突っ込んでしまった。

マングローブ茂る川をカヌーでゆっくり進めるので、最初のボートで見るより楽しく、少し泳いだりしてたくさんの魚や蟹を見ることができた。

ツアーを終えた頃には日も暮れはじめ再びフェリーにて石垣島に戻った。

この日の夜からレンタカーを手配していたので、疲労を抱えつつ、石垣島の上の方にあるホテルまで移動した。

後編はこちら


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