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【南米旅行140日目 Part2】ツアー3日目 ついにウユニ塩湖へ到着!!

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岩!岩!岩!どこもかしこも岩パラダイス

火山ガスの噴煙地帯、ピンクの湖Lagoa Coloradaを通りすぎ、一行はさらに北へと向かう。なにしろ翌日の午前中にウユニを拝むためには、今日の夕方にはその手前まで到着しておかないといけないのだ。各撮影スポットに長居する暇もなく、どんどん次へ次へと進む必要がある。


ガイドさんにもらったお菓子
頻繁に軽くつまめるスナックをくれる


目の前にまたもや岩のカタマリが見えてきた


時刻は14:00。少し遅めの昼食を取ることに。
このお食事ポイントの裏側にはこれまたどでかい岩がいくつもそびえ立っている。昼食の用意ができるまでにはしばらく時間がかかるので、暇つぶしに岩山を散策することにした。初日に訪れた所とも、同じ日に訪れた所ともまた違う奇妙な形をしている。正直、個人的には塩湖よりむしろ三日目のお昼に訪れたここが一番お気に入りだったりする。笑
もちろんウユニも期待通りの凄さだったけれど、事前情報ゼロで存在を全く知らなかった分、岩山の方が何倍も新鮮な感動があったのだ。

画像だけではなかなか上手く伝わらないのがもどかしいが、奇岩群推し(?)の私としてはここはぜひ訪れて欲しい。どうやってできたかもまるで分からん変な岩たちを見ながら歩くのは本当に楽しい。上手い言葉が見つからないのだが、自然にできた荒地や岩山を自分の足で歩いて眺めていると「その国の大地を踏みしめている感」「旅している感」をより感じられるような気がする。
以下、同じような写真が続きますがご了承ください。。

三日目のお食事処。
すぐ後ろには岩山がそびえ立っている


ウユニツアーで一番好きな写真


どこから撮っても青空と地面の色のコントラストが美しい


山を背景にパチリ


岩ひとつひとつに独特の表情がある


本日の昼食:カレー風味のじゃがいもの煮込み


みんなで一つのテーブルを囲む


ボリビアのお米は賛否両論あるけど私は普通に好きだ。


朝食を終え、次のポイントに向かう。
ここからは一時間〜二時間ぐらいノンストップで飛ばして一気にSan Juanという街に到着。San Juan付近に近づくと、ここらへんでようやく携帯の電波が入るようになる。場所にもよるのですぐ電波がなくなったりするが、意外と4Gが普通に使えたりする。割高ではあるが、小さな売店があるので何か必要なものがあればここで買って行こう。

両手でハートを形作ったような面白い岩


特大サボテンがそびえ立っている


缶ビール一缶15Bs
スクレのスーパーでは大体6〜7Bsで売っているのでかなり割高だ。


sorojchi pillsなど高山病の薬も一通り揃っている


San Juanからさらに一時間ぐらい北上すると、いよいよウユニ塩湖の片鱗が少しずつ見えてくる。今までの道のりはずっと茶色の荒地が続いていたので本当にこの先に一面塩に囲まれた場所があるのか?と内心疑問に思っていたが、急に目の前にあたり一面何もない光景が広がるのだ。雨季のハイシーズンならもっとツアー客がいるのだろうが、たまに他の車がまばらに通るぐらいのでどこまでも広がる景色をほぼ独占状態だ。


最初の方はただ何もない茶色の地面があるだけだが、ある点を境に急に塩で一面覆われている景色が迫ってくる。乾季は水がないとはいえ、真っ白な塩で固まっている地面がどこまでも広がっている光景は感動モノだ。
なにしろコロナの影響もあって観光客がほとんどいないので、写真を撮っても人が被ることなどない。人の少ない時期に楽しみたい、塩に囲まれた真っ白な景色を見たいという人は、ぜひ乾季のウユニを訪れてみてはどうだろうか。

急にあたり一面何もない地面が広がる


後述した通り4月〜11月の乾季は99.99%乾いた塩で一面覆われているのだが、まれに一部分だけ水たまりがある。たまたま止まった所に水があったのか、それともガイドがあらかじめ場所を知っていてわざわざ止まってくれたのか、幸運にも鏡張りになっている景色を見ることができた。たった一箇所だけだったが、それでも雲がそのまま水面に映し出されている光景は思わずうおーーーっとなった。語彙力がなさすぎてこの感動を上手く伝えられるかどうか分からないが、普段日本で写真でしか見たことがない、写真を見て想像するしかなかった異国の景色を自分の目で見れる日が来るとは。わざわざ時間とお金をかけて地球の裏側に来て本当によかったと思った瞬間だった。

映え写真をどうやって撮ろうか試行錯誤中


思い出と共に日は沈みゆく


日の入りの瞬間を拝み、19時ごろまで真っ白な世界を堪能したあと、本日の宿があるChuvicaという地域まで車を進めた。塩湖からは車ですぐ近くの場所にある。ここでは塩に囲まれた、まさにウユニならではの宿に泊まることができる。その名もthe salt hostelだ。

塩が敷き詰められている、まさに「塩の家」


カラフルなテーブルクロスが白い建物によりいっそう映える


様々なタペストリーが吊るされていて、見ているだけでも楽しい


このthe salt hostelでは、待ちに待ったホットシャワーを浴びることができる。温水を浴びるには一人10Bs支払う必要があり、しかも8分間のみという女子にはなかなかキツい時間制限付きだ。ここでシャワーを浴びるも浴びないも個人の自由だが、さすがに二日間連続でお風呂に入っていないのは精神的にもそろそろキツいので入らないという選択肢はなかった。


ちなみにシャワールームは一箇所しかないので、一人ずつ順番に入るしかない。着替えとシャンプー類を必要な分だけしかるべき位置に配置した上で、いざ8分間シャワー開始!!悲しいかな、当然アツアツのお湯は出ない。人によって体感温度が異なるので何とも言えないが、極寒の中で浴びるには到底温度が足りない、、でもちょっと我慢すれば浴びれなくもないというビミョーな温度感。実際に8分間きっかりでお湯が止まる or 水に変わるシステムなのかと思ったが、体感としては8分間浴びていた気がしたのにお湯はちょろちょろと出続けていた。もしかしたら8分間とは節水・節電のために設けられた時間の目安なだけで、実際は9分、10分でもお湯は出続けるのかもしれない。


ホットシャワーは8分間で10Bs


温度・水量は期待しない方がいい。笑


一応服などをかけるラックはある


この日の夕食。フライドポテトとスープ


ラザニア


2日ぶりのシャワーを浴び、さっぱりした状態で夕食をとる。
最終日は日の出を見るために早朝5:30に出発予定なので早めに就寝。
特に1日目、2日目が地獄のような寒さだったせいか、塩の家はそこまで寒さを感じなかった。相変わらず暖房はないけれど、服を着込んで毛布をかぶれば全然耐えられるレベルだ。


いよいよ目前まで近づいてきたウユニ塩湖に期待を膨らませ、一向は深い眠りへとついた。


↓↓↓南米旅行141日目に続く↓↓↓


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