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さばいた魚はなんと37種類!!魚への好奇心が止まらないまさむねくん(小3)

子どもたちは、それぞれが唯一無二の輝きを持っています。
そして、子どもたちの成長を見守る親御さんも十人十色。

2020年4,5月に行われた探究学舎の「海洋生物編」。今回は、海洋生物への興味についた火がいまもなお燃え続けているまさむねくん(小3)にお話を聞きました。
まさむねくんは、海洋生物編クエスト「お魚をさばいてみよう!」に取り組んだことがきっかけとなり、これまでさばいた魚はなんと37種類!!

そんなまさむねくんは、どんな日々を過ごしているのでしょうか?
また、親御さんはどのように見守っているのでしょうか?

まさむね太刀魚をさばく


とにかく魚が大好き!そのきっかけは?

■どうしてそんなにたくさんの魚をさばくようになったの?

きっかけは、海洋生物編の「魚ををさばいてみよう!」というクエストでした。
最初に「スズキ」をさばいたときに、魚をさばくのって楽しいなと思い、他にもいろいろな種類の魚でやってみたくなりました。これまでさばいた魚は37種類です!

まさむねさばいた魚たち.001

もともと生き物が好きで、生き物の体の仕組みにも興味がありました。
魚をさばくと、骨が魚によって全然違う形をしていたり、内臓に寄生虫がいたり、胃の中を見てみるとその魚が食べた生き物がいたりします。そんな魚の生態を知ることができるところがとても面白いです。
魚をさばいているときは、解剖している気分になります(笑)。

魚の種類によってさばきかたが違うところも楽しいです。
ハタをさばいたときはすごく苦労しました。硬骨魚だったから骨がすごく硬くて全然切れなくてとても大変でした。でも、今なら関節に沿って切れば切りやすいってこともわかったから、次は苦労しないでできると思います。
骨に沿って包丁を入れたときの感触とか、皮がぺりぺりってきれいに剥がれたときが気持ちが良かったり…なんか変なこと言ってる気がする(笑)。

まさむね魚をさばく 2

魚の探究が日常に。

■最近はどんなことをしているの?

ウマヅラハギという魚ではく製を作りました。このはく製作りは、さかなクンの「一魚一会」という本に載っていたものを参考にしました。さかなクンが小学生の頃に作ったと書いてあったので、僕も作ってみたいと思いました。
魚の皮を剥いで、お肉を取って、アルコールで処理をして、乾かして、脱脂綿と紙粘土を使って形を作って、目を入れたりして、、、でも、今回作ったのはねんどに指の跡とかが残ってしまったからあまり納得いってなくて、いまもう一つ制作中です。だいたい1週間かからないくらいで作れます。
さかなクンのYouTubeにも作り方が紹介されています。さかなクンは「カッポレ」っていう魚で作っていました。

あと、釣りもよく行くようになりました。夏にお父さんと釣りに行って、魚を174匹も釣りました。
ナマズを釣った時は、蒲焼きにして食べたらすごく美味しくて、その骨をいまでもコレクションしています。
最近ではタコの足の下処理をやったり、アンコウを丸ごとさばいてアンコウ鍋を作ったりしました。
魚にまつわるやってみたことのないことを見つけては、いろいろ挑戦しています。

まさむね釣り

まさむねアンコウ

好きなことは続けることが大事

■将来はどんなことがしたい?

将来は、釣り師か漁師になりたいです。海の生き物はすごく興味深いし、魚釣り自体も楽しい。なにより、魚と触れ合える時間が増えるのがうれしいからです。魚と出会って、魚のことで頭がいっぱいになっちゃいました(笑)
僕は、魚でも虫でもどんなことでもいいから、興味をもったり、好きなことができたら、それを続けることが大事だと思います。その自分の好きなことは、きっといつか役に立つ時が来ると信じています。

まさむねお刺身

息子と一緒に魚屋に行くのが楽しくなった

■探究学舎で子どもやご家庭にどんな変化がありましたか?

お母さん)
海洋生物編を受講して、息子の人生が変わりました
魚を買う時はいつもスーパーで切り身を買っていたのですが、まさむねが魚をさばき始めて魚屋さんに行くようになりました。息子が魚屋さんにいろいろ質問をしたり、「ぼくがさばくので~」と言うと「じゃあおまけするよ!」と言ってもらったりして。一緒に買い物に行くのが楽しくなりました。

あと、新鮮なお刺身が頻繁に食べられるようになりました(笑)。来客のあった時は、お刺身の盛り付けにも工夫をしています。盛り付け終わるまではママ見ちゃダメ!と言われたりもしています。それを振る舞った時に、お客さんが「上手だね!おいしいね!」って言ってくれて、喜んでもらえることがとても嬉しいようです。

お刺身

魚以外にも、いろいろなことに興味を持つようになった

■現在まさむねくんは、探究学舎ではどのような様子ですか?

毎週とても楽しく通わせてもらっています。海洋生物以外のいろいろなことに興味を持つようになったなぁと感じています。現在オンライン通塾の「アート編」でも「ダヴィンチすげー!」と感動していたりします。
まさむねが参加している「生き物部(※)」では、それぞれの生き物にとても詳しい子がたくさんいて、それを小学生でパワーポイントを使いこなして発表したりしている子もいます。そんな子どもたちからの刺激もたくさん受け取っているようです。自分もできるんじゃないか、というチャレンジ精神が培われているように思います。

※探究学舎部活動:探究学舎のオンライン上の部活動。通塾生同士で自分の好きなことについて発表したり、情報交換できる場。

まさむねノート.001

親の好き嫌いで、子どもの興味を限定しないように

■子どもの探究心を育むために、親御さんはどんな工夫をしていますか?どんな苦労がありますか?

親の好き嫌いで、子どもの興味を限定しないように気をつけています。
親だけの関わりだけだと、どうしても親の都合で物事を考えてしまうことがあります。例えば、ちょっとこれをやらせるにはまだ早いんじゃないかな?とか、できないんじゃないかな?とか。
まさむねが魚をさばき始めたとき、包丁を使わせるのは正直心配でした。この子に本当にできるのかなと思って。あと、タチウオをさばく時は、あまりに魚が大きいのでキッチンいっぱい使っていてたり、毎日魚をさばくから常にキッチンが魚臭かったんです(笑)。この時はちょっと我慢のし時でした。でも、いまではそこをやらせてみたこと、子どもを信じてみたことを本当に良かったなって思っています。
いまでは三徳包丁と刺身包丁と出刃包丁の3本を器用に使い分けていますし、自分で包丁をといだりもしてますね。

今の悩みは、まさむねはやりたいことがいきなり始まるので、それが夜の9時からだったりすると明日の学校の宿題どうするの?とかやっぱり考えてしまうことですね(笑)

太刀魚をさばく

《あとがき》


探究学舎の海洋生物編を受講し、好奇心に火のついたまさむねくん。
インタビューでは、大好きなことを話すまさむねくんはとてもキラキラしていました。
また親御さんが子どもの「好き」を自分なりの方法で見守っていることで、家族のかけがえのない時間がそこにあるのだなと感じ、温かい気持ちになりました。
わたし自身、海洋生物編の制作チームとして授業作りに携わっていたこともあり、「毎日がお魚のことで頭がいっぱいになっちゃった!」と楽しそうに話すまさむねくんの言葉を受け取り、とても嬉しく思いました。
魚にまつわるやってみたことのないことを見つけては、いろいろ挑戦しているというまさむねくん。これからどんな自分なりの探究をしていくのでしょうか?とても楽しみです!

(ライター:藍以)

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〈まさむねくんおすすめの本〉

■からだにおいしい魚の便利帳 (便利帳シリーズ)


■さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~


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