塩(えん)

おれの一人称は百八式まであるぞ

塩(えん)

おれの一人称は百八式まであるぞ

唐突に偽善的な話をするんやけどさ

わたしは、わたしに優しくしてくれる人たち──たとえば両親とか、妹とか、祖父母とか、友達とか、SNSのフォロワーとか、いつも挨拶してくれるご近所さんとか──にはできる限り幸せな人生を歩んでほしいと思っているし、そのためにわたしにできることって何だろう？といつも意識の片隅でぼんやり考えている。 考えているけど、何もない。そりゃ鬱で仕事を辞めて、毎日家にこもって、二日にいっぺんは発狂して暴れている女が他人にしてやれることなんてそうそうないと思う。悔しいけれど。 テレビをつけると毎

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    • 28歳、人生を振り返る〜恋愛編②〜

      (前回の続きです) さて、趣味に友情にと賢者タイムを謳歌していた谷々でしたが… 2023年、今までに抱いたことのない感情の芽生えを感じる出来事がありました。おそらく恋の芽生えだったと思います。ちょっと色々あって気持ちが育ち切る前に摘み取ってしまいましたが、なかなか良い経験をしたと思います(感情が暴走して相手方に迷惑をかけたりなど、苦々しい経験でもありますが)。 そしてその事をきっかけに「今ならわたしも人を好きになれるかも…？！」と思い立ち、なんと勢いのままにマッチングアプ

      塩(えん)

      • 28歳、人生を振り返る〜恋愛編①〜

        実を言うと、わたしは生まれてこのかた人を恋愛的に好きになった事がありません。 …と言い切ってしまうとやや話を盛った感がありますが。「この人と是非交際したい！」と思った事が、本当に一度もないんですよね。 ただ、それでも恋愛ごとに関してはそれなりに楽しんでいた方ではあると思います。 小・中学生の頃は絵に描いたような恋に恋する女の子というような感じで、クラスのちょっとイケてる男子(たしかすごく頭の良い人だった)を仮想の片想い相手に設定して友達と恋バナを楽しんだり。 高校と大学では

        塩(えん)

        • この記事は、覚悟完了の狼煙である。

          おれはエッチな女の子の絵が好きだ… おれはエッチな女の子の同人誌が好きだ… 好きなものについて、できるだけたくさんの人と共有したり語り合ったりできたら嬉しいと思っている… しかし上記のようなことを公言すると何故か 「谷々はエッチな格好をしたがっている」 「谷々はエッチな目に遭いたがっている」 と捻じ曲げた理解でナチュラルにセクハラをかましてくる異性が大量に発生するのだ！ こちらはそんな事一言も言ってないし、1ミリも思っていないのに…！ おれはただただ言葉の通り、エッチな女の

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        唐突に偽善的な話をするんやけどさ

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