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独立して働く

長かったサラリーマン生活を終えたのは、自分の興味がそこになくなってきていることをどんどん実感してきて、自分のポジションには若い人に座ってもらった方が、会社にとっても自分にとってもいいのじゃないか、という気持ちがぬぐいきれなくなったときだった。正確にはその後いくつか他社でサラリーマンを続けたのだけど、時間と引き換えにお給金をいただくという、これまた当たり前の現実を知ることになった。外資系?というくくりが的確なのかちょっと迷うが、わたしが長くをすごしたサラリーマン生活の場は、大いに自己裁量があり、大いに結果主義で、かつ大勢のステキな仲間に囲まれて刺激のある学びのある毎日だったのだ。

結果を出すことに慣れていれば、独立して働く形態への移行は思ったよりスムーズだった。対価は結果にしか支払われない。でもどのような結果を導くかは、準備をどれだけして、どれだけできるか。それから今の仕事では、またとてもステキな関係者(いや、やっぱり仲間という呼び方がいいのかな)に囲まれているので明日もがんばろうという気持ちになる。相互のリスペクトがあるし、ユーモアに富んで、知的で温かい人たちと仕事ができる喜び。あと、現実的には自分で時間の使い方の裁量があること。たとえば土砂降りの中通勤しないで、その時間は家で家事をしたり他の仕事をしながら過ごして、今まさに晴れてきたので、これから職場に行くことも許されている。

チェンジマネジメントを学んでいると、人間は変化をすんなり受け入れられない生き物であることがよくわかる。でも変わっていくものは多い。変化の先にはまた新しい変化があるのかもしれない。

Change before you have to 自ら変わること、ともいえるし、かわらなくちゃならなくなるまえにかわりましょ、ともいえる。このフレーズはサラリーマン生活で根底に流れていた社風?価値体系?だった。いつでもそうだった。Small steps 小さな一歩かもしれないけど、その一歩がまた新しいところに連れて行ってくれると思って今日のワタシがいる。

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