なぜ、USスタバはコーチングを従業員とその家族に無償提供することにしたのか
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なぜ、USスタバはコーチングを従業員とその家族に無償提供することにしたのか

はじめに

こんにちは。パーソナル・コーチングサービス『mento』を運営しております、たんたんたんげです。

先日、スターバックスコーヒーが米国を拠点とするすべての従業員とその家族に年間20回のセラピーセッション(コーチやセラピストとのセッション)を無償提供するという記事が出ていました。

USすべての従業員とその家族に年間20回、というのはかなり気前が良いですよね!どうやら「Lyra Health」というサービスを通して提供される模様。

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このような施策の実施に至った背景について私も気になったので、調べたことと感じたことをまとめてみました。

(結論は「スタバまじかっけえな!!!!!!」なんですけどね)

スタバの心の健康と幸せに対する想い

スターバックスコーヒーは、従業員の心の健康についてかなり精力的な取り組みをしている企業のようです。

"Caring for Starbucks partners is at the core of our company,(中略)",said Kevin Johnson, Starbucks president and ceo. “Mental health is a fundamental part of our humanity and these resources will make a meaningful difference in people’s lives and help break the stigma around this complex issue.” 
 (from Starbucks Transforms Mental Health Benefit for U.S. Employees)

スターバックスの社長兼CEOであるケビン・ジョンソンは「スターバックスの従業員をケアすることは、私たちの会社の中心にある問題」「心の健康は私たちの人間性における基本的なことであり、人々の人生に意義のある違いを生み出し、この複雑な問題を打破するのに役立つ」と語っています。

2019年には、12,000人のストアマネージャーたちが一同に介した「Starbucks’ Leadership Experience」というカンファレンスをシカゴで開催し、「メンタルヘルス」 と「感情面での援助(emotional aid)」についてのセッションも設けられたとのこと。

心の健康による世界への経済損失は毎年1兆ドル

WHOによると「うつ病や不安がもたらす世界経済の生産性への損失は1兆ドルにも及ぶ」そうです。

Mental health has become increasingly tied to the workplace due to its impact on employee productivity, absenteeism, human error, staff turnover and, ultimately, company profits. Depression and anxiety, two of the leading mental health concerns, cost the global economy an estimated $1 trillion in lost productivity each year, according to the World Health Organization.
(from Starbucks Expands Mental Health Benefits, Offers Therapy To All U.S. Workers )

1兆ドル....すごい......

日本の企業内で心の健康と生産性について語られることはあまり多くありませんが、やはり甚大な影響があることは確かなようです。

私が思うスタバのすごいところ3つ

①心の健康と会社の生産性の関連をめちゃくちゃ潔く認めている
従業員の内面が健康でなければ、コミュニケーションの摩擦、欠勤、人為的ミス、離職、休職などが生まれやすくなり、企業として生産性が落ちることは誰もが直感的に思うことです。しかし、そこに「投資」をするとなると投資対効果の議論が長引き、ここまで大規模な施策は難しくなります。そこに対し大きな危機感をいだき、ここまで強い意志で推進しているのがすごい。

②全社員に広い目的で提供している
対象が全社員であり、セラピーだけでなくコーチとのセッションも提供されている点がすごい。既に問題を抱え事態が悪化している方々への治療だけではなく、「大きな問題ではないけどちょっともやもやする」「いまよりもっと高い成果を出したい」「新しいスキルを身に着けたい」といった、より広い対象、目的で「心が健康であること」を目指せる環境が用意されていると感じました。
(私自分がコーチングサービスを運営しているというのももちろんありますが笑)。

③家族まで提供している
家族の心の健康が本人の仕事の生産性に影響するというのは、自分や周囲の経験上も必ずあると思います。やはり、自分の大事な人の心が健康ではないというのは大きな不安となって、精神的に負担になったり、ときには時間的な負担も増えたりということは起きるものではないでしょうか。しかしそこまでケアの対象にできるなんて...スタバ恐るべし.....。


「Caring for Starbucks partners is at the core of our company」は本当にカッコいい...カッコいいです…

企業が従業員に提供できる「豊かさ」には、給与や就業環境といった目に見えるBenefitもあれば、心が健康でいられるという内面のBenefitも大いにあると改めて感じます。

「日本でもこんな企業が増えると良いな」「自分もこんな経営がしたいな」「スタバをもっと飲もう」と思いました☺(ちなみに今サンマルクにいます)

mentoも頑張るぞ!

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またの名を大谷翔平 東大/リクルートPM/メルカリマーケ・PM/パーソナルコーチングサービスmento(メント)取締役COO 渋谷スタートアップ/事業のGrowthについて日々考えています。 勉強したことや、悩んだことをかくと思います。