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誠意のある仕事はどれも無条件に良い仕事(1)@アゼルバイジャン🇦🇿

どうも、世界を旅するうどん屋「谷村うどん」のジョンです。世界各国を出張スタイルで3年間。世界20カ国(アジア、アフリカ、ヨーロッパ、中東、中米)で、数千人以上の方々が谷村うどんをススりました。

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アゼルバイジャンという国にやってきました。第二のドバイ、聞いたことありませんか?そんな異名があるだけあって、首都バクーの街並みはバブリーです。

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そして、早速めちゃくちゃうどん作りました。一般家庭など。イランはイラン色一色という感じでしたが、アゼルバイジャンの首都バクーはトルコやマレーシアなどのイスラム圏や、カザフスタン等旧ソ連国を含む数々の国々の方が共存している都会という感じですが、依然うどんは皆さんに人気でした。よくよく考えればマレーシアも中央アジアも麺文化ありますもんね。

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その他、学校等でも。通常告知はフェイスブックグループ等を通じて行なっていますが、そこで僕のことを見つけてくれたらしく、僕がイランにいる時からここでうどんを作る話は決まっていました。そしてアゼルバイジャンに麺つゆが売ってるか心配すぎて、イランから持って行きました(笑)イランの首都テヘランには意外にも色々な日本食材が売ってます。


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はたまた、大統領の専属シェフをされてるという方にうどんワークショップさせて頂いたり。そのことを知らず、ワークショップの後にそのことを告げられ、がびーんとなりました。

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(当時の日記より)
誠意のある仕事はどれも無条件に良い仕事

よく巷では「好きなことを仕事に」的な謳い文句をよく聞くし、これまで自分もそれが大事だと思ってきた。でも最近、本当に大事なのは好きな仕事をすることではなく、誠意のある仕事をすることだと思う。誠意のある仕事をすることがいちばんの目的で、好きなことが仕事であることは手段。誠意を持てる仕事をするために、好きなことが仕事である必要があるのであれば、好きなことを仕事にすべく頑張るべきなのだと、この歳になっておもう。5年前くらい前に自分に言ってやりたい気分である。

インドのとある飲食店で働く日本人女性が、低めのテーブルにつくお客さんには、地面に膝をついてメニューの説明をしているのを見た時、「すっげ」と思った。(テーブルが低かったからかもしれないが)さらにお会計の際には、金銭のやり取りだけでなく、必ずさりげなく一言質問を投げかけていて、そこから何気ないお客さんとの自然な会話が生まれていた。最後には「素敵な1日を」とかそのようなナイスな一言を投げかけていた。「すっげ」と思った。単なる飲食サービスと金銭のやり取りで終始しがちな飲食店という形態の中で、心温まるヒューマンドラマを見させて頂いた。

そのような方が、なぜインドで飲食店を始めたのか?と気になり聞いてみると「暇つぶし」というなかなかドライな答えで驚いたが、よくよく考えれば自分もうどんを各地で作る理由のようなものを建前ではデカイことを語っているが、根本は暇つぶしに違いない。人生という膨大な暇な時間を、自分的に楽しんで過ごすには?と考えると、「世界を転々としながら自分の技術で人と関わること」だったから、今こういう生活をしている。

つまりどんな理由で、どんな内容の仕事をしていようと、作業内容が好きであろうが嫌いであろうが、相手に対して誠意を持った仕事ができているかが良い仕事の定義なのだと思う。

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もちろんアゼルバイジャンの田舎の方も開拓。この辺りのエリア、ヨーグルトが食事によく使われてます。

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バクーにいた時は、Airbnbでお世話になっていたアゼルバイジャン人の青年がわざわざフェイスブックグループ上で、「こんな世界を旅するうどん屋がいるよ!泊めたらうどん作ってくれるらしいよ」と声をかけてくれ、トルコのご家族に迎え入れて頂きました。いやもう、イランもアゼルバイジャンもそうですが、トルコの人ってめちゃくちゃ優しいですよ。イスラム教徒の優しさというのは「優しさ」ではおさまりません、「全人類愛」のようなものを感じます。

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2週間くらいお世話になりましたが、なんで僕を受け入れてくれたの?と聞くと、困ってる人がいたらいつも助けたいと思っているし、実際これまでもそうしてきたらしい。もう人間としての器が違いますね。


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お子さんが小さくて大変な時期なのに、わざわざトルコの家庭料理を振舞ってくれました。お返しにうどんをプレゼントしました。うどんは世界中の「子供」に特に人気なので、案の定初めて食べるうどんにハマったここのお子さんのために作るため、お母さんからレシピ教えてくれ!と言われております(笑)


頂いたサポートは世界中の人たちにうどんを食べてもらうための資金として使わせて頂きます。ありがとうございます!