見出し画像

tani.fmを続けていてよかったこと

"note未満の駄話"をコンセプトに、Podcastを配信をしている「tani.fm」と申します。

ゆるゆると週1配信を続けてきて、スタートから早2年半が経ちました。我々もびっくりです。

今回はしゃべり手のたによし@kzk_1228とたにもと@tanimo312が「tani.fmを続けてきて良かったこと」と「今年の配信で印象に残った回」について書きました。

コンセプトの通り、普段からテキストを書くのが億劫ゆえに音声配信をしているふたりなのでお手柔らかにお願いします。

このnoteは、ポッドキャスト「ドングリFM」のnarumiさん主催 ポッドキャスト配信について語る Advent Calendar 2022に参加しています。

tani.fmを続けてきてよかったこと

まずはたによしから。

共通言語ができる

聞いてくれている人が、あのとき話してたあれ面白かったと言ってくれると距離が縮まる。

配信者あるあるで語れる

「ドングリFM」の裏ドングリというコミュニティに入ってると、配信者の人も多く、共通で話せることが出てくるのがうれしい。

自分の思考の整理

日々気づいたことが深く定着する。日常の会話の幅が広がる。

Vlogに近い日記のような感覚

昔のエピソードを見るとたまにこんなこと考えてるんだ~ってなる。Clubhouseの話とか見てると、時代の変遷を感じられる。

続いてたにもとが3つ挙げました。

定期的なアウトプットの場があることで日常生活が楽しくなる

「tani.fm」をはじめてから、頭の片隅のどこかで話すネタを探しながら、日常生活を送るようになりました。そうするとちょっとした気づきや「おもしろい」と思うコト対する感度が高くなりました。これまでだったらその場で記憶から消えていくことをメモに残したり、もう1段深く調べるようになり日常生活が楽しくなりました。

生存報告

リスナーのなかには、リアルな知り合いも多くいます。自分は連絡不精なので、友人たちに対してちゃんと生きてますよーという生存報告ツールになってます。あと、ポッドキャスト聴いてくれてるひとに、リアルで会うのは久しぶりでも、久しぶりな感じがしないと言われます。これはポッドキャスターあるあるでしょうか?笑

考えをしゃべって伝えることに慣れた

普段は長崎でコミュニティマネージャーとして場の運営の仕事をしています。ここ最近イベントや配信でトークをさせてもらう機会が何度かありました。そこで気がついたのですが、人前でしゃべることに対して明らかにこなれている自分がいました。ほとんど緊張しないし、頭の中にあることをスムーズに、かつ伝わるように言語化できている気がします。これは確実に音声配信を続けてきたおかげです。

今年の配信で印象に残った回

まずはたによしセレクト。

#114 なぜ人は熱海で生しらす丼を食べるのか

生しらす丼を熱海で食べることについて話した回です。

最近のテーマが「他人軸じゃなく自分軸で動く」なのですが、振り返るとその原点なのかもなぁと思ってる回です。

熱海に行ってカレー食べてもいいし、自然のきれいな場所でカツ丼を食っても良い、自分の直感を磨くために、思い出は詰め込まなくてもいいなと思ってます。友人とその場のノリで観光地の食事を楽しむのもそれはそれでいいんですけどね!

続いて、たにもとのセレクト。

#132 背負った荷物をおろすための旅

友人である「ぺぺ」が新卒で入社した大企業を辞め、海外放浪旅をするなかでの気づきや、転職活動時に考えたことをシェアしてくれました。

人生の最上位概念が「社会にインパクトを残す」から「自己探究」へ変化していったこと。転職時に「資本主義」か「ポスト資本主義」かの選択を迫られたという話。旅を通して、凝り固まった価値観をリセットして、フレッシュな視点で自分のキャリアについて考えられるよねーという話は、大共感でした。

この回は配信後も、時々思い出しています。

#131 最近連絡を取っていなかった人からの連絡

最近連絡を取ってなかったひとへの連絡(サプライズチェックイン)について話した回。この収録後に「友人への目的のない連絡」を頻繁行動に移すようになりました。

メリーランド大学の心理学者のマリサ・フランコは、「人々は、友人や知人が自分たちが望むほどには心を開いてくれないだろうと思ってしまう傾向がある」と指摘する。フランコはこれを「好感度ギャップ(linking gap)」と呼び、自分がどれだけ好かれているかを過小評価するため多くの人が連絡を取ることに気まずさを感じているという。この記事では、自分の弱みを見せることが相手からの過小評価につながることを懸念する「美しい混乱効果(beautiful mess effect)」と呼ばれる現象も紹介されている。このようなネガティブバイアスは友情関係のあらゆる局面で見られ、友人に対する振る舞いや行動に影響を与えているのだろう。

この研究結果は、時間をかけずに一言でもいいのでメッセージなどを送ることが友人関係や人々のウェルビーイングに大切であることを示唆している。個人的にも目的もなく挨拶をするだけのシンプルなチェックインが有意義である事実はもっと広まってほしいと思う。

Lobsterr vol.172 : Openness 「サプライズ・チェックインの効能」

このようにポッドキャストで話題にして深まった気づきが、日常行動にフィードバックされるということがいくつかありました。これも続けていて良かったことのひとつです。

おわりに

以上、2年半続けてきた「tani.fm」を振り返り、ここまで書いてきました。

リスナー数もまだまだ少ない弱小ポッドキャストですが、雑談系ポッドキャストとして楽しく頑張ってますので、ぜひ聞いてみていただけたら嬉しいです。Advent Calendarにかこつけて宣伝失礼しました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?