なぜ「防災」は先延ばしになるのか夫婦会議をしてみた
夫婦会議アンバサダーの谷合俊明です。
防災について夫婦会議をしてみたら
防災について、夫婦会議をしました。掃除に続いて「先延ばしにしがちな家事」第2弾です。
家事について夫婦会議をして、日常の家事はそれなりにできているけど、不急な家事は先延ばしにしていました。
その中でも、ずーっと手つかずだったのが、防災についてです。
ちなみに、夫婦会議とは、人生を共に創ると決めたパートナーと、より良い未来に向けて「対話」を重ね、行動を決める場のこと。
自分一人の意見を通すため、相手を変えるために行うものではなく、「わたしたち」で答えを創っていくための思考法です。
(https://www.logista.jp/fufukaigi/ より)
防災についてどう思ってる?
夫婦ともに、防災についての経験や知識が乏しく、何から話し始めたらいいんだろう、、、
かなり手探りな状態で話が始まりました。
じゃあまずは、気持ちの共有からやってみます。
妻さん:
範囲が広すぎて分からない。
こどもを守らねば。
平日に夫くんがいないのが不安。
私:
家にいないときに心配
何が問題なのか見えていない。
防災とひとくちで言っても、ざっくりしすぎてよく分からないんですよね。
家族みんながいるときに被災したらまだ安心だけれども、私が平日昼間に仕事へ行って家を開けるときに万が一のことがあったら心配、という気持ちは共通していました。
ここから、気持ちを深堀りしてみます。
なぜ防災は気が進まないのか
「やらなくても日常生活に支障がない」
ずばり、これですね。
いつか被災するかもしれないと分かっていても、直ちには影響が無いので後回しにする。
掃除に似ていますね。
掃除も同じような理由で、ズルズル後回しにしていました。
だからこそ、防災を意識せずにも準備ができればいいなと。日常の中で備えができるといいね、と話をしました。
以前参加をした防災セミナーで、東日本大震災で被災した防災士の方から聞いた言葉を思い出しました。
「防災だからやらないと」ではなく、
「防災しておいてよかったね」となるように
防災はハッピーエンドのためにある
そう、防災はいざというときにハッピーになるためにやること。その視点が大切だと改めて気付きました。
分かっていてもやれない
そう、やったほうが、やらなければいけないと、分かっていても、やれていないんです。
出産のときや、育児のことは事前にしっかりと準備をするのに、なぜできないのか。
そこから考えた理由は
・期日が決まっていないこと
・ 期日が決まっていないから、何から手を付けたら良いか分からない
育児は次々にやることが明確です。それに合わせて準備をするので、迷うことがありません。
でも災害はいつ来るか分からない。だからのんびりとしてしまうんですよね。
◇
このように対話を通して、お互いの気持ちと現在地を確認することができました。
毎年のように話を聞く「水害」は、この夏秋のシーズンに対策が必要になってきているものなので、
まずは水害についての防災を話し合うことにしました。
つづく…
▼夫婦会議アンバサダーについて
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