第26節 大宮戦

この試合に関しては事細やかに振り返るよりも「まずは次だ!」と気合を入れてあげたほうがいいと思います(サポーター目線では)

その理由は以下の3つ。

①意味のある得点を奪い、試合を動かすことができた

②ゲームを作る意志を十分に見せてくれた

③失点は個人技の要素が強いファインゴールだった

①については、先制点と逆転後の同点ゴールという試合の中ではとても価値のある得点。特にここ最近は先制点を取れていないところが課題としてあっただけに、栗山の1点は嬉しいものだったと思います。

②については、攻守ともにテンション高く臨んでくれた試合だったと思います。その結果、支配率52%・パス513本(成功率80%・大宮のパス数と比較し+91本)という数字となりました(DAZN中継より抜粋)シーズン平均パス本数412本と比較しても+100本以上であり「しっかりボールを回して試合を作る」という意志を示してくれたと思っています。それ以外でも1対1の攻防や攻守の切替など目の離せないシーンも多く、フットボールとしても十分楽しめた試合でした。

※ただ攻撃面で残念なのは、特に南が交代してからのビルドアップがあからさまにうまくいかなかったところ。ボールに角度をつけて回すためのポジショニングを前線で取れていたのがほぼ中村駿のみであり、2トップにしたにも関わらずボールの動きが停滞してしまったことにチームの課題を感じています。うまくいく・いかないが人ありきである部分が。

③に関して、大宮の3点はすべてファインゴールです。シモビッチの高さ・足元の柔らかさ、茨田のしっかりボールを捉えた技術、すべてレベルが高かった。これを勝負の局面で披露されてはなかなか止める事が難しいと思います。だからこそ、切り替えるべきです。

※しいて言えば2点目のシーン、シモビッチにボールが入る前にボールを1回バウンドさせていますが、ここをバウンドさせずクリアできなかったかなと思う部分はあります。ハイライトでこのシーンを見ると、みんなボールよりもシモビッチが気になっている様子でしたし、失点後本田が指差して声をかけているのを見ると「なぜボールを落としてしまったのか」という部分に原因があったのかなと感じるところです。


冒頭のコメントと逆で特定のシーンに言及してしまうこともありましたが、それ以上に「次だ次!」の試合です。いいシーンも多くありました。切り替えていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?