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【ITの世界に飛び込むなら】駆け出しエンジニアがまず最初に学ぶべきこと【ITパスポート】

・未経験からエンジニアになりたいんですけど、ドットインストールでしょうか?
・PHPとかRubyとか色々ありますが、どの言語から学んだら良いんでしょうか?
・オススメの書籍はありますか?

とエンジニアを志す方から頂くよくある質問

今回はこちらに答えていきたいと思います。


よくありがちなエンジニアになるためのアプローチ

◯ドットインストール/Progateを勉強する

私の周りもそうですし、twtitter界隈を見ていても
多分8〜9割がここから入るのではないかと思います。

まず、プログラミングが自分にあっているかどうか確かめたいという気持ちから学んでいるのですが

プログラミングに付随する知識、たとえば、サーバーとはなんぞや、とか、データベースとはなんぞや、とか
画像ファイルの種類などの基礎的なIT知識が抜けているが故にプログラミングで詰まる人も多々いらっしゃいます。

PHPが実行出来ないんですけど、、

拡張子はどうなっていますか?

拡張子ってなんですか・・?


というやりとりを何度したことか、、💦

IT業界で働こうと思うのであれば、プログラミングだけでなく周辺知識も身につけて置いたほうが良いかなと思います。

◯転職エージェントとお話をする

まずは、行動あるのみ!と転職エージェントに登録し面談をされる方がいらっしゃいます。

未経験からIT業界に入りたいのであれば、まずは行動されたほうが良いと思うので転職エージェントの利用をオススメしています。

・・・・が!

SESってなんですか?

SIerと自社開発って何が違うんですか?

アジャイルってあるんですけど、これってなんでしょうか?


と、IT業界を目指しているはずなのに、用語がわからずに、???とされる方がチラホラ。

インターネットで調べてみたんですが、断片的にしかなくてよくわからなくて、、、

という方も。


経験者から当たり前だと思うことも、やっぱり未経験者からすると何がなんだかわからない。。

何をどう勉強したらいいんでしょうか・・・・?


結論、「ITパスポートを勉強してください。」


ITパスポートとは?

"iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。
ITを正しく理解し、業務に効果的にITを利活用することのできる“IT力”が身につきます。"
by ITパスポート公式サイト


IT業界で働くために必要最低限必要とされるITリテラシを満遍なく習得出来る資格です。

これを勉強しておけば、業界の事、業界の用語が分かるようになるかと思います。


ITパスポート3つのメリット

◯1つ目:「Progateやドットインストールではカバーしていない、IT基礎知識、用語が学べる」


ウォーターフォールと聞いてどんな開発プロセスかわかりますか?
コンパイル型とインタープリタ型の違いを説明してといってわかりますか?
GIFとPNGの違いがわかりますか?

上記の質問を見て???となったあなたはITパスポートを受けた方が良いと思います。
一式わかるようになります。

◯2つ目:「面接の際に本気度をアピールすることが出来る」

エンジニアにおけるプログラミングスキルというのは、数あるスキルの1つでしかありません。

実際の実務では、

お客さんのほしい物をヒアリングする能力

システムを設計する能力

設計した内容を資料に落とすドキュメンテーション能力

スケジュールを作成する為の見積もり能力

などなど、様々な能力が求められてきます。

ITパスポートを学ぶからといって、全ての能力が身につくわけではありませんが

プログラミングだけでなく広くいろいろな知識が合る人間のほうが働きやすいです。


ポートフォリオを作るだけでなく、資格の1つでも取得しておいたほうが

IT業界にかける情熱が伝わりますし、実際に、未経験から3ヶ月程度でエンジニアへと転職を決めた方は
プログラミングを学びつつITパスポートの勉強も行っていました。


◯3つ目:「自分の身を守ることになる」

システム開発でトラブルになると、結構笑えない問題になることが度々あります。


昨今のシステム開発トラブルにおいては、損害賠償が、ウン千万、場合によっては億単位の規模での訴訟になることもあります。

個人でこのような巨額の賠償が発生することは、稀だとは思いますが

システム開発において、どのような契約の種類が存在し

それぞれの契約の権利と義務はなんなのかを事前に知っておくことは

社員であろうがフリーランサーであろうが、リスクヘッジの点において非常に大切なことだと考えます。


資格試験というと、机に向かって勉強。。

それよりもプログラミングしたい、、!という気持ちはわかりますが、

・プログラミングとは別のところで挫折しないためにも
・エンジニアになった際に、大きなトラブルに巻き込まれないようにするためにも

ITパスポートを是非受けておくことをオススメ致します。


参考情報

●ITパスポート公式
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html

●ITパスポート過去問道場
https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php
※試験受けるの面倒だよ、、という方はせめて過去問道場で平均7〜8割くらいは正答できるレベルを目指しましょ


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