荒天明けの休日に、生姜と芋を干す。
やたらと雨が続いている。
日課の夕方5kmウォーキングにも行けず、心なしか贅肉が嬉しがっている気がする。今のうちに休んでおけ、晴れたら倍歩いてやるからね。
ようやく今日、晴れた。
どこにも行く予定はない。ならば野菜でも干そう。
親戚からかなりの量の生姜をもらった。ありがたい限りだ。
発酵生姜にチャレンジしたいと思っていたのだが、そのほとんどの量を母親が生姜佃煮的なものに使い、気づけば量がそれほどない。佃煮はもちろんうまいのだが、もう少しもらっておくべきだった。
少量しかないとなると・・・とりあえず干してみよう。
土がついている部分や、汚れが目立つ部分をスプーンでこそげ落とし、スライスする。
ところどころに見える鮮やかなピンクが愛おしい。
忙しいと雑に扱ってしまうが、時折、野菜を愛でたり、観察したりするとなんだか心が洗われる気がする。
だから疲れた時には干してほしいのだ。
干すだけ、干せば終わりという工程の簡素さが、野菜を愛でる気にさせてくれる。
工程は簡素である一方で、その場で食べてはい終わり、というものでないところも良い。長くちびちび食べるのだから丁寧に作ろうと、背筋が伸びる。
スライスできたら、キッチンペーパーで余分な水分を拭き取り、物干しネットに敷いた巻きすに丁寧に並べていく。
ある程度ばさっと並べても良いのだが、1枚1枚綺麗に並べるととってもキュートだ。
どれくらい縮むだろうか。
さぁ、ついでに芋も干そう。
どどーんとでかい干し芋を作りたかったのだが、メスティンを使って蒸したい気分だったので、今回は手のひらサイズの小さな芋にした。
ねっちょり安納芋系のやつ。干すには不向きだろうか。
今回は、メスティン蒸しと、レンジでチンの2つの手法で蒸してみる。
メスティンでふかし芋を作る手順はこんな感じ。↓
1.セリアなどで買えるメスティン用の蒸し網を底にセット。
2.網に被らない程度の水を入れ、洗った芋を並べ、蓋をする。
3.20分程度弱火で火にかける。
これでとてもうまく蒸し上がった。
芋の品種やサイズによっても時間が変わるので、硬ければ追加で火にかけよう。水がなくなっていたら追加してね。
レンジ加熱はこんな感じにした。↓
1.芋を洗って、キッチンペーパーで包む。
2.キッチンペーパーがしっかり湿っていることを確認し、その上からラップでさらに包む。
3.600Wで4分間チン。
こんな感じで行ったのだが、驚いた。
メスティンで蒸したものと全然違う。
レンチンはパサっとしていて、色も白っぽい。一方メスティンはネットリかつ黄金色だ。
芋が小さいので、レンチンでは火が入りすぎたのかもしれない。品種やその後の調理方法にもよるだろうが、レンジを使わず蒸すか、200Wなど低いワットで長時間熱するのがおいしく仕上がりそうだ。
ただ、干すにはどっちが良いのだろうか。
そのまま食べるには蒸した方が、明らかにうまいが、干すにはネッチョリしすぎている気もする。
虫も誘ってきそうだし、巻きすにへばりつきそうな気もする。干し上がりまでに時間がかかりそうな気もする。
これは良い実験になるぞう。
どちらもうまくなれ。
また、出来上がりなど追記します。
1日後(9月25日)
2日後(9月26日)