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ペンタクルスナイト(2020年9月22日)

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今日は小アルカナのペンタクルスナイト。

今日のサビアンシンボルは、乙女座30度「目の前の用事に集中しすぎて聞き逃した間違い電話」から天秤座1度「突きとおす針により完璧にされた蝶」です。22:30頃天秤座に入ります。

夢で電話がかかってくるとき、たいてい話の内容を忘れたり途中で切れてしまったり、なにやら不穏な内容に電話を切ってしまったり、というようなことが多いのではないでしょうか。

別次元とを繋ぐ電話やメールは、なにかしら今は受け入れにくいようなメッセージを持ち込みます。乙女座が部分に集中し、その他すべてを排除するように、今見ているものから目が離せず、不意にやってくる新規のメッセージを聞き取れない、あるいは拒否してしまうものです。

今日の夢で言うと、引っ越しのタイミングがわからず出遅れてしまったので、ガス屋に電話をして相談すると、スマホのエリアがずれていると言われ、電話は切れたり、かかってきたり、また切れてはかけたり、を繰り返していました。電話の声は遠くて聞こえないこともありましたが、最終的に用件を済ませることができ、エリアを適合させることができました。エリアのずれは、余計な散歩が原因だったのですが。

話は逸れますが、地上での野心は、エーテル界での輪郭の弱さを作ります。たとえば今動画編集に夢中になっていて、チャンネル登録者数増えないかな、お金稼げないかな、と考えだすと途端にエーテル体の自立が緩くなります。これは私にとっては余計な散歩です。「やりたいことをやって何が悪い」と思うのだけど、前々から「いい加減にやめて戻ってこい」という感じになります。ガス屋もエリアがずれていることに呆れていた。

これは地上原理に恒星は持ち込めないことを言っていて、個人の私の姿勢に問題があるということです。地上的野心は地上原理に従って取り組めばよいのだけど、わかっていてもごっちゃになります。意図がぶれるというか、ぼやけます。個人の優位性の問題です。

この夢は輪廻にはまることそのものを表していて、うっかりすると何度でもやり直したくなるものです。何をやるのも自由なのだけど、はまらないようにしなければいけません。つまりペイジではなくナイトでなければいけないということ。

乙女座30度の間違い電話は、一部ではなくその他すべてが持つメッセージであり、文字ではなくその周辺を漂う意味のことです。最後の度数で乙女座は部分に集中してしまい、メッセージを聞き逃します。どのサインでも最後の度数では、そのサインの性質が全開になるので、乙女座はまた部分を強調するのでしょう。

「押すな押すな」は「押してくれ」で、飛び込む前の合図なように、乙女座30度も聞き逃してはいけない間違い電話をあえて聞き逃しているのでしょう。ここで光と影による輪郭を明確に打ち出すことで、乙女座を閉じることができます。「押すな押すな」と言いながら天秤座に飛び込む準備をしています。

ペンタクルスナイトは、土の元素における全惑星意識です。土の元素が表す物質や肉体、経済活動に飲み込まれることなく乗りこなします。馬は感情や気を表しH96に対応すると考えると、ナイトは感情を対象化していることになります。全惑星意識では外に投影するものがないため、感情は対象化できるものです。エーテル視と同じです。

ペンタクルスナイトは、地上において具体的な実行力を持ちます。ここにあるものを使いこなし、どんなものでも形にすることができるでしょう。乙女座30度は間違い電話を聞き逃すことで、具体的な実行力を発揮できるのかもしれません。間違い電話の意味に意識を向ければ、目の前の用事はできません。いつでもガイドの声が聞こえ、身体を通り抜ける存在が見えていると、地上的な仕事は難しいのかもしれません。程よく聞いて見ることができれば、読んでいる本の解説をしてくれます。

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