見出し画像

11力(2020年1月26日)

今日は大アルカナの11力のカード。

11の数字は、1+1で2の系統です。
2は本能的で遺伝的資質に自動的に従い、11はそれに振り回されずに意識的に扱います。
絵柄にあるように、動物が表す本能的な要素をコントロールします。

2の表す本能的で遺伝的な資質とは、過去から蓄積されたものです。
生まれ持った資質や育ちにより育まれたものは、今となっては意識することはできず自動化されています。

誰もが意識しないことを意識し、誰もが自動的に従っているものに「それは違う」とか「それの本当の意味は、、」など言い出すのは社会に対して反抗的だと言えます。

今日のサビアンシンボル、水瓶座6度「ミステリー劇の演技者」もまた、水瓶座らしく社会に対して冷ややかな姿勢を貫きます。
この社会で生きる限り、何かしら役割を演じる方が、実は本質的自己は守れます。
思考でも感情でも体でもないところに本当の自分はいるのですから、どんな役割も個性も自分ではないということです。

どんな生き方をしていても、社会の中では役名が付きます。
働かず家にいて何もしない人ですら、ニートという役名がつきます。
役名が付くことを逆手にとって、どんな役割にも自分を同化させないのが、水瓶座6度です。

表面的には社会に適応しているように見せかけて、11力のカードのように反抗的です。
11力のカードは、2の表す過去の蓄積としての社会的役割に反抗し、それに自動的に同化していた自分自身もコントロールしていると言えるでしょう。
会社や家庭でどんなことがあろうと、「そこに自分の本質はない」と冷静に対処し影響を受けないということです。
真に自立に向かう姿勢を11力のカードは表しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?