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ワンド3(2019年11月28日)

今日は小アルカナのワンドの3。

ワンドは火の元素で精神性や哲学性など、限界を容易に超えるような形のないものを表します。
火のイメージそのもので、勢いよく上へと燃え上がる性質があります。

3の数字は生産性。
絶え間なく生み出し、いいも悪いもあらゆるものを創造します。

ワンドの3は、火の元素の生産性。
絶え間なくアイデアが生まれ、意欲を燃やし続けることを表します。
なにかしら成果を得て、それがまた火種となり新しい成果を生みます。
止まってしまえば外側の圧力で消されてしまうような、常に勢いよく回転し続けるような火です。

今日のサビアンシンボルは、射手座6度「クリケットゲーム」です。
このゲームはなんとなくしか知らなかったのですが、どうやら3本のウィケットという棒の攻防合戦らしいのです。

このシンボルは、射手座らしい精神性や意欲を高める議論や活気のある会話を表しています。
クリケットゲームのように平らな場所で、つまり同じ目線でフェアプレイに徹し、言葉による競技をします。
重要なのは勝敗ではなく、「どれだけ紳士的にお互いを尊重し合い高め合うことができたか」ということに尽きます。

そして3本の棒が表すのは、個人の精神性や信念のようなものです。
お互いが自分の考え方に自信を持ち、ぶつかり合うことで意識や精神を拡大させていきます。
この3本の棒は、今日のカードワンドの3で表されるでしょう。
お互いが止まることのない意欲を燃やし続ける、あるいはアイデアを生み続けることで、絶え間ない生産性や成果が生まれるということです。

ワンドの3の3本の棒を、それぞれ一人の人だと想定してもよいでしょう。
3人のアイデアや価値観が集まれば、大きな炎となり活気のある生産性となります。

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