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子供と接してイライラするか、エネルギーをもらえるかで自分のバイタルがわかる

子供は無邪気なので、こちらがどんなに疲れていようとお構いなく、声をかけてきます。「ねぇパパ遊ぼ〜」に対して、

A.うるさいなぁ。疲れているから1人にしてよ。
B.そうだね。ちょっと休憩したら遊ぼうかな。それまで待てる?

どちらの感情が湧くか。

仕事しかしていなかった時はAでした。
1週間に1回くらいしか我が子と会えなくてもそんな感じ。スマホを片手に食事をして、チャットに即座に返信。
休日でもチャット対応をし、休日出勤も自分が望んでいたのでやっていました。それが楽しかったし、家族のためだとも思っていた。

でも今は、Bです。

長男はもう大きくなってきたので遊んで〜とはなりませんが、彼とは会話をしたい。
次男、長女はまだ遊び盛りなので、相手をしてあげたい。

仕事が行き詰まった時に、間違いなく支えてくれたのは家族でした。

だからこそ、家族の時間を大事にしたい。仕事の手を抜くわけではないですが、一緒にいる時は子供と遊ぶことに集中したい。


仕事と家庭、どちらにバランスを置くかという問題でもあるのですが、自分の視野の広さ、余裕感に依存するのだと思う。

A.うるさいなぁ。疲れているから1人にしてよ。
主語が自分。自分がイライラしている状態。

B.そうだね。ちょっと休憩したら遊ぼうかな。それまで待てる?
主語は相手。承認できている余裕あり。パワーをもらえている。

仕事ばかりやっていた時でもBを選択はできたはず。
でも自分の視野が狭過ぎた。

子供がどんな表情で、どんな気持ちで声をかけてきたのかなんて、1mmも考えてませんでした。

とにかく自分が疲れているのだから、休ませてと。

自分の家は安らぐ場所ではあるのですが、これではビジネスホテルと同じ状態。そこに他の人が一つ屋根の下にいてもお構い無しという感じでした。
これではあまりにも寂しい。


仕事とプライベートを切り替えるという概念自体があるうちは、仕事で成功しないとも今でも思っています。

ただし、家に帰れば父親という役割があり、会社での役割だけを演じていては足らないのだと思う。
父親の役割を果たしながら、会社での役割も果たせますか?というミッション。

結論から言えば、自分はできなかった。

でも、Bを選択できる余裕ができた。そのことで、子供達からパワーをもらうこともできたし、もう一度頑張ろうと思えた。その頑張り方は注意しないといけないけど…

子供からの問いに対して、自分のメンタルバロメーターがわかるようになった。

豊かな人生であるために、家族は欠かせない存在。

何気ない日常は2度と同じものはなく、子供は日々成長し、いつのまにか遊ぼうと言ってくれなくなる。
その時に、無理やり子供を連れ出してももう遅い。


一度は両立できなかったけど、また挑戦したい。
どっちも頑張りたい。
どちらかに集中している人にはかなわないけど、比較せずに、自分の人生、後悔しないように進めたい。

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