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ママが言ってはいけないパパへの一言

パパが家事や育児を行うこと。それ自体が本当は当たり前だけど、どうしても上手くいかない時がありませんか?

昔の考え方はパパが仕事に専念する。
その後、イクメンという言葉が出てきて、家事や育児をするパパがカッコいい!という文化が形成されてくる。

家事や育児をパパが行うことは素晴らしいこと。

ただし、評価社会で生きてきたパパは一定のプライドがあるため(非常にココがネック!)、実行した家事や育児に対して妻からの評価が厳しいと、それだけでモチベーションがダウンします。


家庭内評価でモチベーションがダウンするランキング
※北海道札幌市 田中家調べ

5位:夜泣きしている時に急いで作ったミルクが熱すぎて飲めず、再度冷やすようにご指摘をいただいた時

4位:子供がオムツを履いているのにおもらしをした原因が、自分のオムツ替えだった時

3位:お皿を洗った後の洗い残しに対するご指摘をいただいた時

2位:洗面台掃除に使った雑巾の、干し方についてのご指摘をいただいた時

1位:泣きやませようと試みたがダメで、結局ママの力を借りることになった時の絶望的な眼差し

もしママさんたちがこれをご覧になったら、どーでも良いとお感じになられるかもしれませんが、パパ的には結構ショックなことだらけかと。いかがでしょうか。
簡単に解説すると、

5位:夜泣きしている時に急いで作ったミルクが熱すぎて飲めず、再度冷やすようにご指摘をいただいた時

粉ミルクを使っていた時です。もういいかな?と思って手の甲で温度チェックはしたんですよ。ちゃんと。でも熱かった…。まだぁというママの眼差しと泣き叫ぶ子供の声。ああ忌まわしい。

4位:子供がオムツを履いているのにおもらしをした原因が、自分のオムツ替えだった時

いわゆる、横から漏れたケースです。ちゃんとパンツを履かせた後に、ギャザーを外に出さないといけない。知らないよ、ちゃんと履かせたよ!というパパの虚しい正当性を示す自己主張は受け入れられず、漏れてしまったシーツだけが事実を物語る。

3位:お皿を洗った後の洗い残しに対するご指摘をいただいた時

洗ったんですよ。でも、残ってただけ。はい、すみません…

2位:洗面台掃除に使った雑巾の、干し方についてのご指摘をいただいた時

そこかい!という印象。仕事の品質は細部に宿ります。

1位:泣きやませようと試みたがダメで、結局ママの力を借りることになった時の絶望的な眼差し

「ママは偉大である」これを証明する事象は多々あれど、自分の無力さを実感できる場面。だから最初からママがやってよ!という謎の苛立ち。子供に対してパパだって頑張っているだから泣きやめよという無理を押し付ける感情。そして、翌朝眠たく、仕事のパフォーマンスも下がる負のスパイラル。

各種の手厳しいご指摘や絶望感はごもっともであり、仕事でミスをした時に上司から叱られた時と同じことです。

ただ、なぜ腹落ちしないのかというと。

「やってあげている」という感情があるから

これに尽きます。

なぜ家事や育児をパパが行うのか。最初は義務感全開だとと思います。自分もそうでした。ママがやれるならやってよ。パパは仕事なんだからという気持ち。分担しているんでしょ、ママは仕事しないでしょ。こんな気持ちです。

だから、家事育児をやって「あげている」ということになる。それなのに、ご指摘をいただくと、イラっとする訳です。

なお、この考え方を詳しく書いた記事はこちらです。もしよろしければどうぞ。

でも、よくよく考えてみると、同じ屋根の下に住んでいて、目の前にいるのは紛れもなく自分の妻と子供。助けられるのは自分しかいない。
家はビジネスホテルではないので、1泊2食付きの住まいではない。自分たちで食事を作り、快適な住まいにしないと良くなるわけがない。

結論、

ママが笑っているか?

これに尽きます。そのためにパパは頑張る。それが、子供のためにもなる。パパが抱っこすることで余計子供が泣き叫ぼうとも、家事に不備があろうとも、一生懸命やる。これが絶対的な評価です。

その姿は微笑ましいし、健気であり、しなやか。そして清々しい。

パパ諸君。何度でもトライしようではないか。笑顔のために動こうではないか。ママを(妻を)幸せにすると約束したではないか。経済的にはもちろん、一日中家事育児に追われていて、その報酬も評価も不明確なママを放っておくのはやめよう。

ママとパパで素敵で豊かな家庭を築きましょう。

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