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本当にこわい子どもの便秘。

便秘ってこんなに怖い病気なんですね。初めて知りました…。わが家の娘ちゃん(2歳5ヶ月)のお話です。思えば生後半年くらいから便秘ぎみではありました。ただ、「子どもの便秘はよくあること」と周囲からよく言われましたし、私たち親もそれほど深刻にとらえていませんでした。

一般的な治療法だとは思いますが、近隣の小児科で処方された酸化マグネシウムやラキソベロンを飲んだり、市販の浣腸剤を使ったりといった方法を試してきました。しかしながら症状はまったく改善せず…むしろ悪化している気すらする…どうしたらいいんだろう…そんなある日のこと、私がSNSにたまたま「娘が便秘で…」と書き込んだのがきっかけでした。

「一度専門医の方を受診されたほうがいいかもしれません」そんなダイレクトメッセージをくれたのは、同世代の子どもを持つママの友人でした。

その方のお子さんも便秘で悩まれていたとのこと。聞けば聞くほどわが家の娘ちゃんと共通する部分がたくさん…今は専門医の方にお世話になりだいぶ症状が改善されたとの話を聞き、その方に教えていただいた専門医の先生を受診しました。(わらをもすがる気持ちってきっとこういうことを言うのですね…)

その専門医院で初めて娘の腸のレントゲン写真を見たときは衝撃的でした。排出しきれなかった便がパンパンに詰まり、腸がぐにゃりと変形してしまっていて…本当にショックでした。

娘は幸いそちらの医院で適切な処置を受け、受診してまだ日は浅いですが、それでも劇的に改善はしてきています。心なしか顔のむくみも取れ、機嫌もよいように感じます(イヤイヤ期ではありますが…これは仕方ないですね)。

ただ、先生からは「もう少し早く来れたら良かったですね」「正常に戻るには小学校入学前くらいまでかかると思います」というお話があり…涙。正しい治療法に出合えた感謝と同時にこれまでの誤った治療法を思うと悲しい気持ちにもなりました。

このnoteでお伝えしたいことは以下です。

①小児科の先生が「子どもの便秘に詳しい」とは限らない。

これまでお世話になった小児科の先生方を批判するつもりはまったくありません。ただ、私は知らなかったのですが、事実として「小児科の先生みんなが決して子どもの便秘に詳しいわけではない」側面はあります。わが家は専門医の先生にたどりつく前に3件ほど近隣の小児科に通いましたが、それらの医院でもらったアドバイスの中には専門医の方の観点からすると決して正しいものではないものも含まれていました。

②おかしいと思ったら早めの介入が大事。

慢性的に一般的な排出頻度から大きくずれているようでしたら、一度専門医の先生を受診されることをおすすめします。「早めの介入が大事」だそうです。NPO法人「日本トイレ研究所」さんのサイト(↓)では排便に悩む子どもたちのための専門病院のリストを公開されています(こちらも友人に教えてもらいました!)。

いろいろ治療をされていても症状の改善が見られない方は上記のリストなども参考にされながら最寄りの専門医を受診されてみてはいかがでしょうか?

日本トイレ研究所さんのサイトでは子どもの便秘が「悪循環」におちいるメカニズムや、子どもが便秘かどうかのチェックリストなどわかりやすくまとめられています(↓)。

わが家も専門医の先生のアドバイスをいただきながら、じっくり気長に治療していきます!


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