見出し画像

得体のしれない波が押し寄せてきても、希望の光を灯せる社会でありたい

今日は別のことを書くつもりだったんですが、先程飛び込んできたこのニュース。

まじか。
全国すべての小中高校が一斉に休みとなると、
特に働くママさんやシングルマザー(ファーザー)の方への影響は大きい。

リモートワーク可能な業種であればなんとかなるかもしれないけど、
店舗とか、工場勤務のような業種だとリモートワークなど到底無理で、仕事を休混ざるを得なかったりと影響は大きい。

学童保育に預けざるを得ないという話も聞くけど、集団での感染リスクを避けるための措置で、学童保育に子供が集まったら変わらないんじゃ、とも思う。中高生だと、もうおとなしく自宅でじっとしてないんじゃない?

広がる在宅勤務の波。そして波紋。

このニュースで気になったのが、「派遣社員もすべて自宅待機」ということ。在宅勤務ではなく自宅待機。
通常であればこういった場合は派遣会社が給与を保証するのだと言うけど、長期化すると派遣会社にも大きなダメージになる。

先程書いたように在宅勤務が物理的に難しい業態は、感染者が出るなどした場合は自宅待機=休業になるので当然業績は落ち込む。
時給で働く非正規雇用の人は実入りがなくなる。

企業の休業は取引先、下請け、関連業界に波及していく。
どこまでの影響が出るかは、ほんと想像もつかない。

2011年の雰囲気に似ている

ここ数日、特に昨日の対策基本方針の発表以降、得体のしれない波に飲み込まれそうな暗い雰囲気が2011年の震災直後のそれと本当によく似ている。

いつ終わるかわからない自粛ムード。
2011年のときは計画停電や節電で街中が薄暗くなりより雰囲気に拍車をかけていた。暗かったなぁ(被災地に比べたら死ぬほど恵まれていましたが)。

ただ違うのは

今回はどこかの地に「被災地」は存在しない。
明確に被災地が存在した震災の時、被災していない側は、直接の支援もだが「経済回そう!」という動きがあった。

今回ばかりは事情が違う。目に見えない、もう全国のすみずみまで蔓延しているかもしれないウイルスにいつ感染するか(もしくは大多数が感染していていつ「発症」するか)に怯えながら国民全員が向き合わなければ行けない「災害」なのだ。経済を回すことに皆が及び腰になってきている。

かといって過剰な反応をとりすぎて経済が立ち行かなくなることは避けたい。バランスがとても難しい局面。

希望をもてる社会であるために

例えばテレワークが技術的に実現しているように、すこしでも技術や知恵で解決したり代替手段が提供できることはないか?を前向きに取り組める社会でありたい。

阪神・淡路大震災が、災害ボランティア元年といわれるようになったように、2020年は感染症対策元年になるだろうか。今自分の立場でできることはなんだろうか。まずできることから考えよう。

今日はここまで。
それでは、またあした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?