突然天から降りてきたメーカー標語
どもータナベ式です。
普段アパレルメーカー企業に勤めてファッションの企画デザインを担当しているタナベ式ですが、前職まで生産管理バリバリ鍛えてました。
もともと20数年前にミシンの縫製員として始まった経緯もありどの作業が何秒かかるか、どういう付属が高いのか安いのか、仕様によって値段が跳ね上がったり抑えられたり詳しいでございます。
しかし一般的にデザイナーさん方は詳しくない人がほとんどです。そして大手の詳しくない人ほどとにかく安くしたがります。2010年以前の景気がマシだった頃だったらこれで通ってましたが、、最近はみんな利益ギチギチ。無理ですね〜
本当に安く造りたい意思があるなら、商社とかOEM業者に頼りっきりじゃなくて付属の知識や縫製工程を知りましょう。
という話。
そしてここ5〜6年くらい前からファクトリーブランドとか技術を売りにした物造り&直販とかも流行り出しましたがほとんどがうまくいってないでしょう。
それは高い技術が高い値段で売れるはず!と思ってしまっているからです。
高い値段で買う買わないはお客さんの感情でしかないんですよね。
例えばたくさんのお客がTシャツ1枚1万円(高額)で買うには、地方の工場の上質なシルクで造られたTシャツではなく、海外製のTシャツでも胸に「ばれんしあが!」とか「しゅぷり〜む!」って描いてあるTシャツなんですよね。
ZOZOタウンとかで商売してるとよくわかります。いくらウンチクがあってもお客さんが買うパンツの値段上限はこのへんまでとか。
ポジティブに言うとお客さんの欲しい内容を知り、そこに出せるお客さんの値段の上限を知ればその上限まで高くできますね。
そんな私もモノ造りは知っていてコストをうまく作るのは得意でしたが、お客のことを知り始めたのは最近のことです。(最近の学びってことで)
例えばイスコ素材(トルコのストレッチデニム)のハイパーストレッチのデニムスキニーパンツをうまく作って最高な品を上代16000円〜18000円くらいで作ったとしましょう。
しかしお客さんは最近16000円超えるパンツなんてなかなか買いません。いくら良くてもそこにそんなにお金回せません(ばれんしあが!って書いてたら売れるけど)
なのでイスコっぽいストレッチ素材でデニムスキニーパンツを作って上代10000円で作った方が売れ方好調でした。
そんなこんなでアパレルだけじゃなくメーカーさん全てにあてはまる言葉。
安く欲しけりゃモノ造りを知れ
高く売りたきゃ客を知れ
だってメーカーだもの。
と言う標語が最近突然頭に思い浮かびましたのでぜひみなさんと分かち合いたいなと。笑
というわけでまた次回!
タナベ式定規Makuake出品準備中!
(Makuakeアプリインストールして待っててください!)
▶︎▶︎▶︎すべての始まり(今日から発明家)
▶︎▶︎▶︎【タナベ式】
【発明公開①】スニーカーのネット購入はサイズに不安がありませんか?
【発明公開②】スニーカー、シューズ内寸計測とは?
【発明公開③】スニーカー、シューズ内寸定規はこれ【タテ長を測るA型】
【発明公開④】スニーカー、シューズ内寸定規はこれ【ヨコ巾を測るX型】
【内寸実寸計測】メンズ27.5cm【コンバース、スタンスミス、無印】
【内寸実寸計測】レディス23.0cm【コンバース、スタンスミス、無印】
【内寸実寸計測】メンズ27.5cm【ニューバランス、ナイキ、アシックス、コンバースハイカット】
【ゾゾマット】ゾゾタウンとロコンド【ロコメジャー】
▶︎▶︎▶︎目次