雑念を減らすための作業場の工夫
私はとにかく注意力散漫なタイプです。だから水墨画を描く場所にちょっとした工夫をしています。
■作業机は白
水墨画は基本モノクロの世界なので机は白にしています。あちこち墨を飛ばしてはふいているのでくすんできてますけど。。。
別にそこまでしなくてもいいとは思いますが、私の場合は描いている時に他の色が目に入るとなんとなく、濃淡の判断基準が鈍る気がするんです。だから、面積を多くとる机は白にしています。
■雑多なものはクローゼットに入れてしまう
小物や工具等、すぐに使わないけど必要なもの、雑多なものは基本的に全部クローゼットに入れています。
描くための道具や、画材のパッケージに入っている色なんかは仕方がないけど、それ以外のものは扉を閉めれば目に入らないところに入れてしまう。
細々したものってそれだけでも目につくし、目に入ると片付けたくなったり整理整頓したくなるんです。そういうものもクローゼットに入れておけば、目に入らないので作業前に気になって片付け始めちゃうってことがなくなります。
あとクローゼットに入れるといざ使うときに「扉を開く」動作が必要です。それが面倒ですが、さらに「探す」となると面倒です。だから、すぐに取り出しやすいように定位置を決めています。そうすると、きっちり片付いてはないものの、不便ではないクローゼットになるし、普段は目に入らないので余計なことをしなくなります。
■椅子やカーペットはモノトーン
机も壁紙も白ですが、全部真っ白はさすがに落ち着きません。なので椅子やカーペットは黒やグレーにしています。これは墨をこぼしたりする汚れ面も考慮しています。
ただ机と同じ理由で、床は面積が広いし、椅子は必ず目につくもの。視界に入りやすいところに彩度の高いものは取り入れないようにしています。
■まとめ
今は一部屋を作業場としていますが、狭いスペースの一角を使って絵を描いていた時も、絵を前にするときは、余計なものは背面になり目に入らないようにしていました。
自分の性格上、よそ見しない環境にすることを大切にしています。もう一つ、作業前に「片付けなきゃ」「あれやらなきゃ」って思うようなものはできるだけ排除しています。じゃないと気になって全然進まないので。。。
自分の性格にあわせて作業空間を最適化すると無駄な時間が少し減ります。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
あなたにあった環境が見つかりますように。
ではまた。
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