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大学生にこの社会と政治を身近に感じてもらうために。

「若い世代は社会や政治に関心がない!」と先行世代は言ってしまいがちですが、仕方のない面もあります。人生経験が浅いうちは、なかなか社会や政治とのつながりを実感しづらい。

人生を歩む中、社会に出て働き、税金を納め、結婚や子育て、家や車の購入、子どもの就園や就学、親の介護、地域での関わりなど具体的な経験を積むことで、自分自身がこの社会の一員であること、社会制度のあり方などを見つめるようになっていく。自然と関心を持つことになるし、持たざるを得ない。

とはいえ、早いうちに社会や政治に関心を持ってもらいやすくするようにすることも、先行世代の責任だと考え、私自身は福岡県議会議員の頃から、大学生のインターンシップを受け入れたりしてきています。

先ごろ、早稲田大学の学生さんたちからインタビューを受ける機会がありました。彼ら彼女らは、私たち首長有志が日本を明るく盛り上げていこうと取り組んでいる「みんなの応援村」と共に活動する「学生応援村」のメンバー。私が都内のスタジオでテレビ番組の収録に臨むのにあわせ、その合間に取材してくれました。

学生応援村1

こういう機会はうれしいですよね。今回の収録番組は、J:COMさんの番組「つながるニッポン!!応援のチカラ」。フリーアナウンサーの中井美穂さん、タレントの榊原郁恵さんとご一緒させていただき、私もドキドキしましたが、こういう場面を生で観られることは若い人にとっては良い経験です。私は慶應義塾大学の学生時代、ニッポン放送のオールナイトニッポンで制作のアルバイトをしていましたが、この思い出は宝物ですし、社会人になってこの経験が生きていると実感します。

学生応援村2

学生応援村はメンバーを募集中とのこと。オンラインで新歓イベントも開催するそうなので、ぜひ参加してみてください。(Twitterはこちら

学生応援村3

市長になり、インターンシップを受け入れることは難しくなっていますが、古賀市は若い人の「声」をまちづくりにつなげる取り組みをいろいろと展開しています。まちづくりの指針となる総合計画づくりには、九州産業大学や福岡工業大学の学生さんに参加してもらっています。福岡女学院看護大学の学生さんは健康づくりの取り組みで連携しています。地元の高校生たちにも環境や多文化共生などで関わってもらっています。

11日投開票の福岡県知事選挙は投票率が3割を切りました。いろいろな要因がありますが、厳しい数字です。主権を行使することの意味を、私たち一人一人がもう一度考えないといけません。

これからも、大学生をはじめ若い人たちとの交流は大切にしたいですね。私は私で、できることは何かを考え、実践を続けていきます。

なお、今回のインタビュー記事はこちらです。こちらもぜひご一読ください!


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